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シュタイナー一家、インターネットハウス入居後1ヵ月

7月に紹介したドイツの実業家がルツェルン湖のほとりに建てたインターネットハウスに、公募で選ばれたシュヴィーツ州のシュタイナーさん1家が入居してから約1ヵ月が経過した。(写真:シュタイナーさん一家)

7月に紹介したドイツの実業家がルツェルン湖のほとりに建てたインターネットハウスに、公募で選ばれたシュヴィーツ州のシュタイナーさん1家が入居してから約1ヵ月が経過した。(写真:シュタイナーさん一家)

オーブンはレシピをダウンロードし、冷蔵庫は補充すべき物をオーダーしてくれる。ダニエルさん(38才)、ウルズラさん(41才)と二人の子供グレース(11才)とカルロ(4才)のシュタイナー家がツーグ州Huenenberg村に建てられたインターネットハウスに入居して約1ヵ月が経つ。

インターネットハウスは、ドイツ流通産業Metroの創設者オットー・バイスハイム氏の財団が350万スイスフランを投資して、米ソフトウェアのCisco Systems、スイスのMaMaテクノロジー、独電子工学のシーメンスと共同で開発した「フューチャーEライフ」と呼ばれるプロジェクトで、最新テクノロジー開発のショーケースとしての狙いと、実用性を試す狙いを持つ。

ダニエルさんは、1つのウェブパッドを操作してカーテンを開閉し、オンラインショッピングで食糧を注文し、階下の洗濯機が正しく動いているかチェックしながら「この変わった家に住むことで子供達に悪影響を及ぼすといったような心配は、全くしていない。日常生活の中で最新テクノロジーのトゥールに馴染みながら成長することは、有意義な事だ。ここにあるのは、何年かのうちに、実用化され一般家庭に普及するかもしれないテクノロジーだ。」と語った。

モニターになるため、ダニエルさん(コンピューターサイエンティスト)とウルズラさん(教師)は退職した。家にインストールされた各装置をテストし、常にデータを更新し、週5日インターネット上で生活を公開することで、モニター料が支払われる。

「このオーブンの隣にある液晶コントロールパネルで、トマト缶を注文できる。」とダイニエルさんは言いながらトマト缶を取り、バーコードをコントロールパネルでスキャンするとビープ音が鳴って発注が終了。「私がすることは、何缶欲しいかをインプットすることだ。」とダニエルさん。コントロールパネルはインターネットとテレビのチャンネルに接続している。また、イメージをフューチャーEライフ・プロジェクトにリレーするウェブ・カメを用いて、家中の各部屋の様子を一度に見ることができる。

また、シュタイナー一家が休息するため、庭の一角に「普通の家」が用意されており、カメラから逃れてプライバシーを保つための場が確保してある。ここには、シュタイナーさんたちの私物が持ち込まれ、通常な暮らしができるようになっている。

家には約50のハイテクアイテムがインストールされているが、ダニエルさんがまだ一度も使っていないものもある。たとえば、芝刈り機、自動温度設定シャワーなどがそうだ。自動温度設定シャワーは、場所によって異なる温度のシャワーを浴びることができる装置で、例えば足に冷たいシャワー、胸元には熱い湯を浴びたい時に、希望通りの水温をプログラムできる。

フューチャーEライフ・プロジェクトは、近未来の生活を人々に見せることも目的の一つであるため、シュタイナー家の様子はインターネットで公開されている。「ちょっとスリリングな冒険だが、知識が広がることは確実だ。」とダニエルさんは語った。

http://www.futurelife.ch

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