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スイス国立銀行、利上げ

15日スイス国立銀行は、国内価格安定のため、再度金融政策を引き締めの必要があるとし、利上げを発表した。

このコンテンツは 2000/06/16 14:46

15日スイス国立銀行は、国内価格安定のため、再度金融政策を引き締めの必要があるとし、利上げを発表した。

ジュネーブで行われた記者会見で、スイス国立銀行(SNB)のハンス・マイヤー総裁は、3ヵ月LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)ターゲットレンジを50ポイント引き上げ、現行の2.5ー3.5%から3.0ー4.0%に上げると発表した。

マイヤー総裁は「LIBORが現在のレベルに据え置かれた場合、インフレ率は年内にも2%以上になるだろう。だから今、利上げが必要なのだ。」と述べた。

スイスの利上げは、先週の欧州中央銀行の利上げに続いたもので、スイスフランの対ユーロのレートを安定させるという、スイスの金融の鍵を握る目標を維持するためだ。今回の利上げは、前回の3月23日の利上げ率を上回るものとなった。

アナリストらは、今回の利上げの結果、住宅ローンの利息も上がることになり、スイス全土で賃貸住宅の入居者が増えることになるかもしれないと予測している。

マイヤ−総裁は、利上げについて、現在のスイス経済の拡張は、スイスの生産可能性を超えており、インフレを抑制するために金融政策の引き締めは避けられないと説明した。が、SNBの予測では、今後2年間、インフレ率は2%以下に落ちるだろうと付け加えた。

また経済全体について、マイヤー総裁は、2000年最初の四半期の実質成長率は、3%強だったと述べ、第2四半期も同様な成長率になるだろうとし「国内市場の状況は、建設費の急増、強い資本財の需要、続く活発な個人消費が特徴だ。スイスは今年、完全雇用と価格安定をともなう、記録的な経済成長を成し遂げるだろう。が、コインの裏側であるリスクも、経済安定全般で増加の傾向にある。今日の優位な立場から、金融政策が価格安定を維持するよう努めなければならない。」と語った。そして、2000年のインフレ率は、SNBとしては1.5%前後を予測しているとした。

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