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母性本能だけで子は育たない?親育成コースが人気。

親になるのも楽じゃない? swissinfo.ch

昨年は5万人の親、特に母親が親育成コースに通った。

このコンテンツは 2003/01/13 12:18

スイスはヨーロッパで唯一公式な「親育成資格」が存在する。ただ、この親教育は政府などの出資はなく、それぞれの団体のボランティアで行われている。

スイスでは千以上もの団体が赤ん坊のマッサージから反抗期のティ−ンエイジャーの扱いまで「親になる教育」を手助けしている。「子供にどう対応して良いか分からない時、直感に従うのがベストとも限らない」と説明するのはチューリッヒの親育成協会の会長キャティー・ワイデルケールさん。親落第だからコースに通うわけではないと強調する会長さんは「手助けを求めることに何も恥じ入ることはない」という。

コース内容

チューリッヒの親育成センターで一番人気があるのは思春期の難しい年頃の子供にどう対応するかというコース。その他に、男の子の母親専門クラスや「父親と娘」コースなどあるが予想外に人気があったのは会社人間になるかマイホームパパになるか「出世と家族の狭間に立たされた父親」と題されたコースだ。父親たちの悩みは深いらしく、来期まで予約で一杯だという。

最近の傾向

スイスでは伝統的に親教育が行われてきたがそれは主に母親への衛生教育で20世紀初頭、幼児の死亡率を下げるために行われた。ところが、現在では親の関心はもっぱら子供の心理にある。家事も楽になり、子供の数も少ないため、母親達は昔と違って余裕ができ、子供をどう育てるか考える時間ができたとワイデルケールさんは言う。「でも、考え過ぎるのも問題なのね」と付け加える。

将来への投資

児童専門家によると子供は最初の7年が肝心という。「親になるということは社会で最も大切な仕事ではないかしら」と語る会長はこのようなセンターに政府が投資すべきだと考える。それは「未来の社会への投資でもある」という。「子供が生まれたら母親と父親に親教育を受けるためのクーポン券が配られるような制度になれば、両親は自然な事として受け入れられるのに」と付け加えた。今後の抱負としてはもっと父親に参加して貰いたいという。

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