
スウォッチ、「つり目」広告を撤回 人種差別と炎上

スイスの時計大手スウォッチはつり目ポーズのモデルを使った広告を謝罪し、撤回した。中国を中心に人種差別的だとの批判が出ていた。

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スウォッチ・エッセンシャルズ・コレクションの広告画像は、アジア人男性モデルが指で目尻を引き上げ引き延ばす「つり目」ポーズをしていた。画像は中国のネット上で広まり、アジア人の目に関する人種差別的な嘲笑しているように見えるという批判が殺到した。
スウォッチは17日にインスタグラムの公式アカウントで謝罪文外部リンクを発表した。最近の懸念を「承知」し、当該画像を世界中で撤回したと説明した。
声明では「このたび苦痛や誤解を招いたことに心よりお詫び申し上げます」と述べた。
同じメッセージは中国SNSの微博(ウェイボ)や英語のSNSで拡散されていた。
高級時計ブランドのオメガやロンジン、ティソも傘下に抱えるスウォッチ・グループは、中国市場に大きく依存している。ここ半年で売上げが大幅に減少した。
グループの総売上高に占める中国・香港・マカオ地域のシェアは、1年半前の33%から24%へと低下した。同グループは、下半期には中国での消費が若干改善すると予想している。
ドイツ語からのDeepL翻訳:ムートゥ朋子
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