The Swiss voice in the world since 1935
トップ・ストーリー
スイスの民主主義
ニュースレターへの登録

スウォッチ、「つり目」広告を撤回 人種差別と炎上

スウォッチの炎上した広告
炎上したスウォッチの広告画像を報じる英BBC Keystone / Christian Beutler

スイスの時計大手スウォッチはつり目ポーズのモデルを使った広告を謝罪し、撤回した。中国を中心に人種差別的だとの批判が出ていた。

おすすめの記事

スウォッチ・エッセンシャルズ・コレクションの広告画像は、アジア人男性モデルが指で目尻を引き上げ引き延ばす「つり目」ポーズをしていた。画像は中国のネット上で広まり、アジア人の目に関する人種差別的な嘲笑しているように見えるという批判が殺到した。

スウォッチは17日にインスタグラムの公式アカウントで謝罪文外部リンクを発表した。最近の懸念を「承知」し、当該画像を世界中で撤回したと説明した。

声明では「このたび苦痛や誤解を招いたことに心よりお詫び申し上げます」と述べた。

同じメッセージは中国SNSの微博(ウェイボ)や英語のSNSで拡散されていた。

高級時計ブランドのオメガやロンジン、ティソも傘下に抱えるスウォッチ・グループは、中国市場に大きく依存している。ここ半年で売上げが大幅に減少した。

グループの総売上高に占める中国・香港・マカオ地域のシェアは、1年半前の33%から24%へと低下した。同グループは、下半期には中国での消費が若干改善すると予想している。

ドイツ語からのDeepL翻訳:ムートゥ朋子

SWI swissinfo.ch日本語編集部では和訳の一部にDeepLやGoogle 翻訳などの自動翻訳ツールを使用しています。自動翻訳された記事(記事末に明記)は、日本語編集部が誤訳の有無を確認し、より分かりやすい文章に校正しています。原文は社内の編集者・校正者の確認を受けています。

人気の記事

世界の読者と意見交換

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部