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上原 亜紀子

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横浜市出身。1999年からスイス在住。ジュネーブの大学院で国際関係論の修士号を取得。2001年から2016年まで、国連欧州本部にある朝日新聞ジュネーブ支局で、国際機関やスイスのニュースを担当。2016年からswissinfo.chの日本語編集部編集長。

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スイスのバレエ教育、一歩ステップアップ

このコンテンツが公開されたのは、 ローザンヌ国際バレエコンクールのコメンテーター、ジェイソン・ビーチー氏が今月、チューリヒ芸術大学の舞踊学部長に就任した。スイスのバレエ学校でのハラスメント問題を受け、バレエの指導方法を再構築し、若いダンサーたちに声を上げるよう働きかけている。

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ジュネーブのパレ・デ・ナシオンの暗い上空と節電のためわずかに照明が点灯する建物

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ジュネーブ国連欧州本部 電気代払えず消灯、一時閉館

このコンテンツが公開されたのは、 国連ジュネーブ事務局(UNOG、国連欧州本部)は深刻な資金不足に陥り、事務局の入る建物「パレ・デ・ナシオン(Palais des Nations)」の一時閉鎖や停電を余儀なくされている。資金不足の理由を探った。

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「防衛政策の一環として核兵器に依存することには意味ない」、ICANのパーク新事務局長

このコンテンツが公開されたのは、 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞してから6年。しかし、ロシアによる核の脅威の高まりによって、核兵器のない世界への道はこれまで以上に険しくなっている。ICANのメリッサ・パーク新事務局長が、核兵器のない未来を実現するための未解決の課題について語った。

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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって2日後、ジュネーブにある国連欧州本部の前で抗議デモが行われた。2022年2月26日撮影

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ウクライナ戦争の矢面に立つ国際交渉の場ジュネーブ

このコンテンツが公開されたのは、 ロシアが2022年2月24日にウクライナに侵攻してから1年。いまだに戦争が終結する兆しはない。ジュネーブの国際機関は、戦争を止めるようロシアに圧力をかけるため、ロシアを孤立させるかどうかでジレンマに陥っている。

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熊川哲也さん 「バレエは普遍的な形式美」

このコンテンツが公開されたのは、 ローザンヌ国際バレエコンクールで審査員を務めた熊川哲也さんが、swissinfo.chのインタビューに応じた。バレエ界の変化、ハラスメント問題、若手ダンサーへのアドバイスに関して、意見を聞いた。

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ローザンヌバレエ2023 スペインとメキシコの男子が同点一位

このコンテンツが公開されたのは、 スイスで4日、ローザンヌ国際バレエコンクール2023の最終選考が行われた。スペインのミヤン・デ・ベニートさんと、メキシコのファブリツィオ・ウヨア・コルネホさんが、同点で1位を獲得した。

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若手ダンサーの登竜門といわれるローザンヌ国際バレエコンクール

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50周年祝うローザンヌ国際バレエコンクール2023、日本人は13人出場

このコンテンツが公開されたのは、 29日から2月5日まで、ローザンヌのボーリュ劇場で若手ダンサーのための国際バレエコンクールが開催される。最終日には、創立50周年を記念する祝祭ガラも上演される。

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10月1日から赤十字国際委員会の総裁に就任するミリヤナ・スポリアリッチ・エッゲー氏

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赤十字国際委員会に初の女性総裁、課題は山積み

このコンテンツが公開されたのは、 ミリヤナ・スポリアリッチ・エッゲー氏が赤十字国際委員会(ICRC)の初の女性トップとなる。世界の紛争がますます複雑化し、喫緊の課題が山積する中、国際人道支援組織の難しいかじとりを迫られる。

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ティチーノ州のミニチュア博物館「スイスミニアチュール」では、スイスの国連加盟20周年を記念し、パレ・デ・ナシオンの模型の落成式が行われた。

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いばらの道をたどったスイスの国連加盟

このコンテンツが公開されたのは、 半世紀にわたるスイス国内での議論の末、2002年9月10日にスイスは国際連盟に加盟した。今日、国連加盟20周年という節目をつけるスイスは、2023年から2年間、国連安全保障理事会の非常任理事国となる。

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チューリヒ・ダンス・アカデミー経営陣 虐待疑惑で停職

このコンテンツが公開されたのは、 スイスの名門バレエスクール、チューリヒ・ダンス・アカデミーの教師によるハラスメントを告発する声が相次いでいる。調査が始まり、22日には校長と芸術監督が停職処分を受けた。元留学生の日本人2人が、学校での虐待が原因で昨年退学を余儀なくされた自身の体験を語った。

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ジュネーブで開催されたWTO閣僚会議閉会後、インドのピユシュ・ゴヤル商工相(中央)に祝福されるWTO事務局長のンゴジ・オコンジョ・イウェアラ氏(右)

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手放しでは喜べぬWTOのコロナワクチン特許放棄合意

このコンテンツが公開されたのは、 世界貿易機関(WTO)閣僚会議は17日、難航した交渉の末、ワクチンの特許放棄など6つの貿易ルールからなる貿易パッケージで合意し、幕を閉じた。しかし、すべての人が歓迎したわけではいない。

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WTOはこう着状態を打破できるか?

このコンテンツが公開されたのは、 新型コロナウイルスのパンデミックにより2度延期された世界貿易機関(WTO)の第12回閣僚会議が、ついに12日からジュネーブで開催される。同会議には、コロナワクチンの特許放棄や食料安全保障に取り組むという困難な任務が課せられている。

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第7回閣僚会議開催前日の2009年11月29日、ジュネーブで開催された20カ国・地域(G20)閣僚会合後の記者会見。インドのアナンド・シャルマ商工・繊維相(左)とブラジルのセルソ・アモリン外相(右)が発言した

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世界貿易機関:長い交渉の歴史

このコンテンツが公開されたのは、 世界貿易機関(WTO)の第12回閣僚会議が、12日から15日まで開催される。ジュネーブで閣僚会議が開催されるのは今回で4回目。ジュネーブで開かれた閣僚会議のアーカイブ写真と今年の重要課題を写真ギャラリーで紹介する。

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世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である年次総会が、22日から28日までジュネーブの国連欧州本部パレ・デ・ナシオンで開催される

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新型コロナからウクライナ情勢まで、WHO総会の課題は山積み

このコンテンツが公開されたのは、 世界保健機関の第75回年次総会が、22日からジュネーブで始まる。終息に至らない新型コロナウイルス感染症への対応や将来のパンデミックに焦点を当てつつ、財政改革、国際保健規則の改正、ウクライナ戦争の影響など、数多くの課題が議論される。

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民主主義の模範国スイス、国連の民主化を促せるか

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ウクライナの住宅地、病院、教会といった民間の建物が、ロシアの攻撃に見舞われた。ロシア軍が東部に撤退した後、民間の衣服を着た遺体が路上で発見された

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国連人権理事会 ロシアの理事国資格停止とは?

このコンテンツが公開されたのは、 国連総会は、ウクライナでの「重大かつ組織的な人権侵害」を理由に、人権理事会での理事国としてのロシアの資格停止を決議した。その直後、ロシアは自ら理事会離脱を表明した。ロシアの離脱は、ジュネーブに本部を置く人権理の今後の活動にどのように影響するのだろうか。

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ジュネーブの国連欧州本部で開催されている第49回人権理事会では1日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がビデオ演説をした際、ウクライナ大使と多くの国がロシアによるウクライナ侵攻に抗議し、退場した

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ロシアの孤立を巡る駆け引き、国際交渉の場ジュネーブで

このコンテンツが公開されたのは、 ジュネーブではウクライナの戦争をきっかけに、西側が一部の国際交渉の場からロシアを除外するようになった。外交官はロシアのウクライナ侵攻を非難する強いメッセージを送りたいと望むが、その戦略が裏目に出る恐れがある。

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「審査員の多様性に欠ける」と批判殺到 ローザンヌ国際バレエコンクール

このコンテンツが公開されたのは、 ローザンヌ国際バレエコンクールのインスタグラムの公式アカウントに、審査員の多様性の欠如を批判するコメントが殺到し、事務局が投稿の削除や謝罪に追い込まれる「事件」が発生した。国際的なバレエ界に影響を与える同コンクールの対応が問われている。

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バレエダンサーへのパワハラを防ぐには?

最近、スイスのバレエ学校で行き過ぎた厳しい指導をするパワハラ問題が次々に浮上しています。ダンサーが学びやすい環境をつくるにはどのような対策をとったら良いと思いますか?ぜひご意見をお寄せください! 記事より ダンス界で明る…

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地球の自然資源を使いすぎー。 持続可能な世界になるよう、あなたはSDGsに向けて家庭でどのように取り組んでいますか?

人間が消費する自然資源の量は、地球の生産能力を上回り、地球環境は深刻な危機に瀕しています。 豊かな未来に向け、自然と共存する持続可能な世界を実現できるよう、一人一人はどのようなことできるのでしょうか?

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新型コロナウイルス感染拡大防止のための渡航制限は、誰が決めるべきだと思いますか?

パンデミックによって、現在、世界のあちこちの国で渡航制限や国境封鎖が行われています。 世界保健機関(WHO)は、国際保健規則に基づいて、渡航の制限や緩和を各国に勧告します。 ですが、WHOや各国の対応を検証する独立パネル…

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ダンスコンクールのオンライン化に賛成?それとも反対?

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ローザンヌ国際バレエコンクール2021はオンラインで開催されることになりました。 eコンクールならではのメリットやデメリットがあると思いますが、将来も継続してダンスコンクールがオンラインで行われることに、あなたは賛成ですか?それとも反対ですか? みなさんのご意見や体験談をぜひ聞かせてください。

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担当: 上原 亜紀子

より良い世界をつくるために国連が必要だと思いますか?

第二次世界大戦後に設立された国際連合(国連)は、世界の平和構築を目指す国際組織。最近は、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる安全保障理事会の決議や、世界保健機関(WHO)による新型コロナウイルスへの国際的対応に批判の声が上…

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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