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フラン高の一服 スイス中銀、黒字額が過去最高に 7~9月期決算

チューリヒのスイス中央銀行建物

スイス国立銀行は長引くフラン高に頭を悩ませていたが、7~9月は一息ついたもようだ

(Keystone/Christian Beutler)

スイス国立銀行(スイス中銀)が31日発表した中間決算によると、7~9月期は325億フラン(3兆6900億円)の黒字と、同期では過去最高だった。フランが幅広い通貨に対して下落し、保有する外貨の価値が上がったことが主な要因。各国株価が堅調で投資家心理が良好な地合いが続き、金など他の資産価格も上昇した。

 スイス中銀は外貨建て資産を主にユーロや米ドル、日本円、英ポンド、カナダドルで運用している。フランは7月初から9月末にかけ、対ユーロで4.3%、対英ポンドで3.7%、対カナダドルで4.7%それぞれ下落。約302億フランの黒字要因となった。

 金の保有量は増減なく1040トンだったが、価格が約5%上昇し19億フランの黒字。通常、金はフランと同様「安全資産」とされ、投資家心理が良くフランが売られる場面では金価格も下がる傾向がある。7~9月はフランが下落する一方で金価格が上がる珍しい状況となり、中銀にとって追い風となった。

 スイス中銀は年末時点の剰余金の3分の1を連邦政府に、3分の2を各州政府に納付する。中銀は31日の声明で、資産価格が金や外国為替、株式相場に強く依存しているとし、今後の見通しについて「通常は大きな変動があり、年間でも(黒字の)結果を出すとは限らない」と強調した。

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