ローザンヌの学習科学研究センターLEARN

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)で教育にイノベーションを起こすための学習科学研究センターLEARNが設立された。教育関連サービスや研究、起業プログラムの拠点とする。

このコンテンツは 2018/12/19 06:00
swissinfo.ch

「デジタル技術で著しい進歩を保つには、何を教えるかだけでなくどう教えるかも日々磨いていく必要がある」。EPFLのピエール・ヴァンダゲーンス副教育長はこう話す。研究所の目標は新しい指導方法をテストし、学内や社会で実際に使えるレベルに引き上げることだ。

ロボット先生

センター長を務めるのは、EPFLロボティクス・システム研究所のフランチェスコ・モンダダ教授。ロボット先生ティミオ(Thymio)を動かすエンジニアだ。ティミオはプログラミングやロボティクス(ロボットの設計・製作・制御を行うロボット工学の基礎)の基礎に挑戦する子供たちを応援する。ティミオは主に学校が購入し、既に4万体以上販売された。モンダダ教授は「コンピューター流の考え方を学校の教育課程に盛り込むことは、子供たちにコンピューターでは出来ないことを教え、テクノロジーへの理解を深めることにつながる」と話す。

LEARNにはスイスのハイテク関連新興企業約70社が名を連ねるエド・テック・コライダー(Swiss EdTech Collider)や、学生の「学習方法の学習」を支援するソフトを開発したデジタル教育センターも参画する。教授らが専門分野における変化に対応するのを助けるのもLEARNの狙いの一つだ。モンダダ教授は、「コンピューターサイエンスとデジタルプロジェクト」と呼ばれる新しい科目を4~7歳の初等教育に設けるヴォー州の取り組みに向け、教師の研修プログラムを企画している。

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