写真で見るスイスの国境閉鎖
新型コロナウイルスの影響により、スイスの国境はどこも閉鎖中だ。国境ゲート周辺は人が往来できないよう赤と白のテープが張り巡らされ、コンクリートのブロックや、丸太、盛られた土など、さまざまな方法で遮断されている。
このコンテンツは 2020/04/29 13:00
- Español ¡Disculpe, está cerrado!
- Português Desculpe, estamos fechados!
- 中文 抱歉,此路不通!
- عربي آسفون.. الحدود مغلقة!
- English Sorry, we’re closed!
程度は違っても、伝えたいメッセージはすべて同じだ。外出自粛を意味する「ステイホーム(Stay home)」にほかならない。
世界の多くの国と同じくロックダウン(都市封鎖)へと追い込まれたスイスは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を封じ込めようとあらゆる手段を講じてきた。
そのためスイスの国境は現在、リヒテンシュタインを除くの全ての国からの入国を制限している。スイスの隣国であるフランス、ドイツ、オーストリア、イタリアとの国境には、閉鎖を知らせる標識が目立つように掲げてある。
スイスに入国できるのは、スイス国籍や滞在許可、労働許可を持っている人、スイスを一時的に通過する人だけだ。スイス国民のパートナーであっても、外国人で居住権を持っていなければ入国は拒否される。買い物だけを理由にした国境の通過は100フラン(約1万千円)の罰金が科される。
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。