英国の大学調査機関クアクアレリ・シモンズ(QS)が発表した2022年版「QS世界大学ランキング」で、連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)は世界第8位にランクインした。
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昨年と比べ2つ順位を落としたものの、欧州大陸では14年連続でトップ。英国の総合大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンも同じく8位となった。
QSランキング全1650校のうち、スイスは10大学が入った。連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)は昨年と同じ14位。チューリヒ大学は1つ順位を下げ70位だった。
そのほかジュネーブ大学が105位、ベルン大学は119位、バーゼル大学が138位、ローザンヌ大学が176位だった。
昨年初めてランキング入りしたスイスイタリア語大学(ルガーノ大学、USI)は、今年はランクを33上げ、240位だった。
今年は米国、英国の大学が上位5位を独占。1位はマサチューセッツ工科大学(MIT)で、2位はオックスフォード大学、3位はスタンフォード大学とケンブリッジ大学、5位がハーバード大学だった。
QSランキングは、研究者による専門出版物の数や、科学者や雇用者への聞き取り調査など、さまざまな指標に基づき算出される。
QSが初めて大学ランキングを発表したのは2004年。タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの「THE世界大学ランキング外部リンク」や中国の独立機関が出している「世界大学学術ランキング(ARWU)外部リンク」と並び、大学の質を知る上で最も引用されている指標の1つ。
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