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4人の若いスイス人男性が今月12日、カナリア諸島のラ・ゴメラ島(スペイン)から出航する。乗り込むのは手漕ぎボート。5千キロメートル離れたカリブ海のアンティグア島(グアテマラ)を目指す。ストロークは総計1万回にものぼる見込みだ。
4人は兵役で知り合った。そこで初の「限界」をともに経験したのをきっかけに、人力だけで大西洋を渡る企画を思き、「スイス・モーシャン・チーム外部リンク」を結成。スイスとして今年初めて、タリスカーウイスキー主催のボートレース、アトランティックチャレンジ外部リンクに参戦する。
ボートは2時間ずつ交代で1日24時間漕ぐ。40日で大西洋を渡り切る目標を掲げるが、食料は60日分積み込む。各人、一日15リットルの水を飲み、6千キロカロリーを消費する。漕ぐ回数ボートは全部で940キログラムになる。チームの食料や運航費15万フラン(約1720万円)には家族や友人、スイス企業などが出資する。
Thomas Kern/swissinfo.ch
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スイス北東部でオーロラ観測
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スイス北東部のゼンティス山頂で6日未明、オーロラが観測された。
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ビクトリノックス、刃のないアーミーナイフを開発
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スイスアーミーナイフの製造で知られるビクトリノックス社は、世界で広まるナイフ規制強化の波に対応するため、刃のないモデルの開発に取り組んでいる。カール・エルズナー最高経営責任者(CEO)がスイス紙のインタビューで明かした。
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スイス飛行機事故、24%増 紛争地上空ではGPS妨害も
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スイス連邦運輸省民間航空局(BAZL/OFAC)が3日発表した2023年の航空安全報告書によると、民間・小型航空機の事故件数は9995件と、前年から24%増加した。
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「気候活動家への団結心」見せた判事、類似事件への関与禁止 スイス最高裁
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スイス連邦裁判所(最高裁)は先月26日、チューリヒ地方裁判所の判事の1人に対し、気候活動家に関する裁判への関与を禁じる判決を下した。この判事が過去の裁判で活動家への団結心を見せたとして、考え方に偏りがあると結論付けた。
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スイス、2023年の実質賃金は0.4%低下
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スイス連邦統計局は25日、2023年の名目賃金は1.7%上昇したと発表した。インフレ(年平均2.1%)に相殺され、実質賃金は0.4%低下した。
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製薬大手ノバルティス、次期会長候補に米製薬BMS出身者選出
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スイスの大手製薬ノバルティスは22日、2025年で任期満了となるヨルク・ラインハルト取締役会長の後任に、ジョバンニ・カフォリオ氏を選出すると発表した。
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エジプト考古省は21日、約30年前に盗まれ国外に流出したラムセス2世像の頭部破片が同国に到着したと発表した。
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スイス議会、G7のロシア資産追及チームへの参加を否決
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スイス国民議会(下院)は17日、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)の資産を追及する主要7カ国(G7)の国際作業部会には参加しないことを決めた。
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米・イラン、攻撃前に「スイスを通じて」接触
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米政府高官は14日、イランによるイスラエル攻撃の前後に、米国は利益代表国であるスイスを通じてイランと接触していたと述べた。
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チューリヒの春祭り「セクセロイテン」が15日開かれた。巨大な「雪男」を燃やして夏の天気を占う恒例行事は強風により中止となった。
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ソーラーボートでの世界一周、完了 !
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太陽光電池だけで航海する世界最大のスイス製ボート「トゥラノー・プラネットソーラー号」が2012年5月4日午後、世界一周の旅を終えモナコ港に到着した。
2010年9月29日に同港から出発して以来、実に584日と23時間31分をかけ、5万9600キロメートルを踏破した旅だった。
この全長31メートル、重さ95トンのカタマラン(双胴船)には、537平方メートルのソーラーパネルが屋根に取り付けられている。ヴォー州のイヴェルドン・レ・バン市 (Yverdon-les-Bains )で、2008年から2年かけて製作された。
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スイス製ソーラーボートついに世界一周の旅に出港 !
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太陽光電池だけで航海する世界最大のスイス製カタマラン「トゥラノール・プラネットソーラー号」が9月27日午後、モナコ港から世界一周の旅に向け出港した。
このソーラーボートの企画者、ラファエル・ドムジャン氏からは27日夕刻、「水平線に沈む太陽を眺めながら書いている。電池は満タン。明日の朝までは風を避け海岸線を行く。スポンサー、メディア関係者など、みんなに感謝している」というEメールが届いた。現在、船は南フランス沖をジブラルタル海峡に向け走っている。
537平方メートルのソーラーパネル
「トゥラノール・プラネットソーラー号 ( Turanor PlanetSolar ) 」は、全長31メートル、重さ95トンのカタマラン ( 双胴船 ) 。537平方メートルのソーラーパネルが屋根に取り付けられた、世界で一番大きいソーラーボートだ。ヴォー州のイヴェルドン・レ・バン市 ( Yverdon-les-Bains ) で2年前から製作されていた。
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ソーラー・インパルス2、大西洋横断へ出発 !
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米ニューヨークに今月11日に到着したスイスの電動飛行機「ソーラー・インパルス2」は20日午前、最後の難関である大西洋横断の旅に出発した。次の目的地はスペインのセビリアだ。
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スイスのトップアスリート 職業訓練でリスクヘッジ
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将来有望な若いアスリートたちがトップレベルのスポーツトレーニングに励みつつ、同時にセーフティーネットとして職業訓練も受けられるプログラムがスイスにはある。
ベンノ・シドラーさんには、スイスでトップクラスのバレーボール選手になれる可能性があった。しかし、将来を決める段階になって、両親にどうしても教育を受けなさいと言われた。スポーツと学業の両立は不可能だったので、バレーボール選手の道を諦めた。
「若者たちが、どちらかを選ばなければならないのではなく、両立できるようにするにはどうすればいいのだろうと思った」とシドラーさんは話す。
そこで1998年、スポーツインストラクターとなっていたシドラーさんは、上司にある提案をした。若いアスリートたちがトップレベルのトレーニングに励みつつ、同時に職業専門教育の修了資格も得られるような職業訓練プログラムを作ってはどうかという提案だ。4年後、スイス初の試験的プログラムとして、Vintoがアスリートの職業訓練生に門戸を開いた。
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スイスはダイバーの国?
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ここはヴォー州にあるサン・プレ。寒さが身にしみる夜、辺りは暗くレマン湖は闇の中だ。ローザンヌ市と湖の反対側にある保養地エビアンの町の明かりが薄い夜霧でぼんやりとかすむ。暗がりの中で灰色に光る水の表面温度は摂氏13度。あ…
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さかなのボートでグリンデルワルトから愛知万博へ
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写真家でもある中島さんは1968年にスイス人女性フレーニさんとめぐり合い結婚。フレーニさんの家族が経営し、文豪へルマン・ヘッセも宿泊したという110年の伝統あるホテルを継ぐことになった。しかし、生まれ故郷の鹿児島の海が好…
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