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もぐもぐスイス味 第3弾 その4 ― モモヨ隊員と花を愛でながらリゾット ―

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イタリア語圏ルガーノは、どこに行くにも歩いていける小さな町。旅人を優しく包んでくれるようなところがある。また伝統的なイタリア建築と現代のデザイン建築が織り成す、とてもおしゃれな町でもある。

このコンテンツは 2008/06/20 07:00

ショーウインドーを眺めたり、カプチーノを飲んだりと散策するうちに、つつじが咲き乱れる湖畔の公園に到着。そろそろお昼時。本場のリゾットを食べようとモモヨ隊員と公園内のレストラン「パルコ・チャーニ」に飛び込んだ。

「デザイン建築立ち並ぶ所にお金あり」という話をよく聞くが、これがルガーノ( Lugano ) にはぴたりとあてはまる。この町はチューリヒ、ジュネーブに次ぐスイス第3の銀行都市。70の銀行が集まっているという。そのためちょっと洒落たレストランはビジネスマン用で、週末はすべて休み。その中でこの「パルコ・チャーニ」は日曜日も営業しており、しかも本場のイタリア料理が味わえるという貴重な存在だ。

セージの香るリゾット

レストランの敷地と公園の境目が分からないくらい、公園に向かってゆったりと広がるテラス。そこに籐の椅子と大きなテーブルが置かれ、公園の花々を眺めながら外でも食事ができる。中も150人収容できるという広い空間。白とダークブラウンを基調にしたシンプルなインテリアで統一されている。

魚が恋しくなったモグモグ隊は、リゾットを注文するのにもカワスズキのついたものにする。スパゲティーもロブスターのもの。時間は少々かかるが出てきたリゾットは、ごはんの固さがちょうど良く、今料理したばかりという香りがする。バター風味でセージの葉とよく合い、カワスズキも新鮮。スパゲティーもロブスターの旨みが麺にからむ美味。本場イタリアの味だ。

このレストランの良いところは、朝11時から夜12時までいつでも食べられること。「さすがに午後2時から4時は、温かいものは出せませんが、ティチーノ産のサラミやチーズで一杯やれます」
と店長。

それに、シックなレストランなのに、フルコースを食べる必要はまったくなく、リゾットと地元のおいしい白ワインだけで済ませられる軽さが気持ちよい。ゆったりくつろいで、おいしく、しかも決して高くない、旅人にはうれしいレストランだ。

・・・でモモヨ隊員は

生ハムと盛り合わせのキノコのマリネがなんと美味しいこと。後のために腹に隙間をと思いつつもついフォークが進んでしまう。

本日のオススメは、ロブスター××と聞いてエビに弱いモモヨがフラフラと注文。真っ白な大皿に真っ赤っかなロブスターの殻があしらわれた、目に鮮やかなスパゲティー。

これは殻で出汁を取るソースアメリケーヌとかいうヤツでしょか。あ、このシッポのお肉、隊長の分ですからね。ソース、いい味出してます。

こちらも、これぞリゾットっていう感じのアルデンテよ。軽くてバターがふわっと香りますね。

けれども、だんだん無口になってゆく2人。量、結構多いですね。食べても食べてもずっとみっしりリゾットなの。半分の量って頼めるんでしたよね、確か。が、茫々たる米粒の海についに果ててしまった隊長。
ごめんなさいね、リゾット。
合掌。

コーヒーを飲みながら「始めチョロチョロ、中、半分。〆のデザート忘れずに」が極意かなどと話し合う。でも、どの程度の量かは予測不可能だし、真に持つべきものは強靭な胃かしらね。辿り着けなかった輝くデザートの群れむれの横を通り過ぎながら、ますますその思いを強くした2人であった。

swissinfo、里信邦子 ( さとのぶ くにこ ) & モモヨ

キーワード

パルコ・チャーニ ( Parco Ciani )

住所 : 4, Piazza Indipendenza
電話 : +41 91 923 86 56
予約 : 不要
時間 : 午前11時~午後24時
メニュー : カワスズキのリゾット 28 フラン ( 約2800円 ) 、ロブスターのスパゲティー 34 フラン ( 約3400円 ) 、前菜の生ハム盛合わせ18フラン ( 約1800円 )
予算 : 2人で100フラン ( 約1万円 )

行き方 : ルガーノ駅 ( Lugano ) からルガーノ湖まで下り、湖に沿って左側に真っ直ぐ行くと、市民公園 ( Parco Civico) に着く。入り口を入って左側にレストランがある。駅から徒歩20分。

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