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エチオピア北部干ばつ

エチオピア北部の干ばつ被害が深刻になってきている。1984ー85年の大飢饉の悲劇を繰り返さないため、国際機構、援助団体、地元当局の協力が必要だ。

このコンテンツは 2000/04/26 16:21

エチオピア北部の干ばつ被害が深刻になってきている。1984ー85年の大飢饉の悲劇を繰り返さないため、国際機構、援助団体、地元当局の協力が必要だ。

エチオピア北部では、深刻な食糧不足に陥っている地域があり、人々は居住地を見捨てて食糧調達に奔走している。あと1ー2週間日照りが続けば、事態は危機的な状況を迎えると、スイス開発局のプロジェクト「the Horn of Africa」のヨルグ・ツムスタイン・コーディネーターは言う。事態はまだ1985年のような全国規模には広がっていないが、貯蔵穀物はすでに底を尽き、緊急に補充する必要がある。

現地調査から帰国したばかりのツムスタイン氏の報告によると、エリトリアとエチオピアの紛争は食糧不足とは関係ない。人々は食糧調達の資金づくりの最後の手段として、家の屋根の草を売るほど困窮している。エチオピアの構造的欠陥は深刻で、食糧を国中に分配するための道路整備がないため市場メキャニズムが健全に作用しない。陸上輸送という点では、エチオピアは最も開発の遅れた国の一つだ。そのため、たとえ余剰食糧があったとしても、市場に出回らないことがしばしばある。

通常、スイスの開発援助は道路ネットワーク建設と「仕事のための資金」提供が中心だが、今は食糧危機に備え救済のための国際協力の強化を呼び掛けている。ツムスタイン・コーディネーターによると、アジスアベバに国連の保護を受けた国際機構と援助団体が本拠地を置き、エチオピア当局やthe Horn of Africaに参加している国々と共同体制をとっている。

スイスは今年人道援助のため450万スイスフランをエチオピアに寄贈し、うち約半分は国連の世界食糧計画に費やされる。またエチオピアの港湾・道路建設ため、専門家も派遣している。

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