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コソボ独立を承認

「コソボ独立を承認しても、スイスのバルカン政策はバランスが取れている」と話すパスカル・クシュパン連邦大統領

(Keystone)

パスカル・クシュパン連邦大統領は2月27日、「当地域の政治を新しく形成するに当たり、この新段階はほかのどの解決策よりも歓迎される」ことから、スイスは独立国コソボと外交関係を結ぶと発表した。

一方で、現在のセルビアとの協調関係もさらに緊密化し、両国の協力を強化したい意向を述べた。

コソボ独立とセルビアとの関係強化

 連邦政府はコソボの独立を「南東ヨーロッパ全体の安定と経済的、政治的な発展の前提」と見なし、独立国家としてのすべての義務を果たそうとするコソボ政府の固い意思を歓迎した。

 これに対し、セルビア政府はスイスのコソボ独立承認を「国家の主権と不可侵性に対する攻撃」と受け止め、ベルンの大使を協議のためセルビアへ呼び戻すと発表した。また、セルビアの権利と合法的な利益を守るため、スイスに対してもさらなる処置を講じる意向を明らかにした。

 スイスに住むセルビア人たちもショックを隠せない。ジュネーブ・セルビア文化協会のドラガナ・クリスティッチさんは
「驚いた。スイスにひどく失望させられた。連邦政府が国際法を犯すとは」
と憤る。

 連邦外務省 ( EDA/DFAE ) によると、スイスはこの先、欧州連合 ( EU ) のコソボ民事支援派遣団 ( EULEX ) に最高20人の専門家を送るつもりだ。スイスはこれまでも国際連合 ( UN ) や欧州安全保障協力機構 ( OSCE ) でコソボ問題に協力してきており、EULEXへの参画はその延長と見なされる。スイスは、警察、関税、司法などの分野で協力する予定だ。
 
swissinfo、外電

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