Navigation

サッカー、対日本でスイス惜敗

3点の失点につながったと批判されたベラミ選手 EQ Images

オーストリア、 クラーゲンフルト ( Klagenfurt ) で9月11日行われた、サッカー、スイス対日本の3大陸トーナメントの親善試合でスイスは接戦の末、3対4で敗れた。

このコンテンツは 2007/09/12 09:21

来年にスイスとオーストリアの共同で開催される欧州サッカー選手権「EURO2008」まで、スイスチームにはまだまだ大きな課題が残されている。

試合開始後10分で、スイスチームキャプテンのルドヴィク・マニア選手がペナルティーで1点を獲得。その後、再びペナルティーでブレーズ・クフォ選手が2点目を挙げ、調子付いたスイスチームだった。

真剣さに欠けた?

しかし、後半の53分、スイス側のペナルティーで中村俊選手がゴールを決めた後、スイスチームはすっかり日本の速いペースに巻き込まれてしまった。3対3の引き分けでゲーム終了かと思わせたが、91分に矢野貴章選手が決勝ゴールを決め、スイスチームが負けた。

日本とスイスが対戦するのは14年ぶり。前回の試合は1対1の引き分けに終わっている。ゲームの前日、スイス・ドイツ放送のインタビューに答えたクビ・クーン監督は、日本チームを「未知のチームであり、過小評価できない。何しろ日本人は1億3000万人もいるのだから、その中から優秀な選手が出てくることは想像できる」と語り、勝負には真剣に挑む姿勢を見せた。

しかし、選手のゲームに挑む姿勢は監督の意を汲んでいなかったようだ。キャプテンのマニア選手は試合終了後「負けた理由などない。100パーセントゲームに集中しなければ勝てないのに、われわれは99パーセントだったから4点取られた」と厳しく自己反省した。キャプテンの痛恨がEURO2008におけるスイスチームの活躍へつながるかどうか。残された270日間の練習に大いに期待したい。

厳しいメディアの評価

今回の3大陸トーナメントにおける対日本戦をスイスは、EURO2008の力試しと受け止めている。スイスのメディアもこのゲームを取り上げ、「スイスチームの実力に不安がある」と厳しい。12日早朝のスイスドイツ語放送は「屈辱的敗戦」と、最後に1点取られたことを指摘。「EURO2008から1歩後退したが、今後の練習次第では期待できないというわけではない」とした。

ドイツ語圏の日刊紙ノイエ・ツルヒャー・ツァイトゥクングは「日本のサムライによるトリックにスイスチームは負けたようなものだ。スイス選手は転倒したり、魔術で眠らされ、敵はその隙を狙って点を挙げた」と日本チームを神秘的と捉えている。

フランス語圏の日刊紙トリビューン・ド・ジュネーブは3点失点につながったヴァロン・ベラミ選手のファウルなどを厳しく批判した上で「しかし、敗戦はチーム全体の責任だ。勝ったと思うゲームでも、最終的には力尽きてしまうというスイスチームの歴史の繰り返し」とチームの弱点を指摘した。

swissinfo、佐藤夕美 ( さとう ゆうみ )

キーワード

ゴール経緯
11分 ルドヴィク・マニア スイスPK
13分 ブレーズ・クフォ スイスPK
53分 中村俊輔 日本 PK
68分 巻誠一郎 日本
78分 中村俊輔 日本 PK
81分 ヨハン・ジュル スイス
92分 矢野貴章 日本

End of insertion

このストーリーで紹介した記事

JTI基準に準拠

JTI基準に準拠

おすすめの記事: SWI swissinfo.ch ジャーナリズム・トラスト・イニシアチブの認証授受

現在この記事にコメントを残すことはできませんが、swissinfo.ch記者との議論の場はこちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

共有する

パスワードを変更する

プロフィールを削除してもいいですか?