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スイス、イラク攻撃を非難

木曜日の朝、米軍艦艇から巡航ミサイル・トマホークが発射された。 Keystone

米英軍のイラク開戦を受けて、スイス、クシュパン大統領は国会で国連憲章の違反であると述べ、従来の見解を表明した。

このコンテンツは 2003/03/20 14:20

大統領はこの戦争を「火遊び」であると言及し、スイスは中立国の権利を行使し、スイス領空が人道援助目的以外の米連合軍などの通過飛行を禁止した。

スイスの反応

大統領は「米国が自ら参加して作った国連憲章を守らないのは残念だ」と述べ、「イラク問題で国連が一致した見解を得られなかったことは世界の安全保障に悪い前例となる」と懸念を示した。イブ・クリステン国会議員はイラク危機が戦争に帰結してしまったことを悔やみ、「フセイン大統領は危険人物であるがヒトラーではなく、ブレア首相もチャーチルではない」と付け加えた。

国際法遵守の呼びかけ

米軍によるイラクの空爆が始まった直後、ジュネーブに本部を置く、赤十字国際委員会(ICRC)は一般市民の被害者がでないように当事国に呼びかけた。ICRCは市民と軍事施設を区別しないような攻撃や生物化学兵器、核兵器の使用などは国際法上違反であると強調した。ICRCはバクダッドとクルジスタンに10人の国際スタッフを残しており、イラク国内では360人の現地スタッフを雇っている。


イラク情勢の経過

米政府は昨年、11月の国連安保理決議1441採択以来、一貫してイラク政府に武力解除を行うように求めてきた。ブッシュ大統領は17日、フセイン大統領と息子二人にイラクを出国するように48時間の猶予を与えると最終通告をしたが、期限が切れた1時間半後の20日スイス時間午前1時半(同日日本時間の午前11時半)後に攻撃に踏み切った。国連加盟国は武力行使に至るのに1441決議で十分なのか、新たな国連決議が必要であるかで解釈が分かれていた。日本政府は米国のイラク攻撃を支持しており、英国、オーストリア、ポーランドなどは参戦を表明している。

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