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ダボス会議 本日開幕

ダボス会議で話し合われる経済人としての世界に対する責任とは。 Keystone

経済界の要人や政治家たちなど世界を代表する「エリート」がアルプスの村ダボスに集結し、地球の「病んでいる部分を治療するため」の話し合いを持つのが世界経済フォーラム(ダボス会議)だ。

このコンテンツは 2005/01/25 11:22

26日から30日までの予定で開催されるダボス会議は、世界規模の経済フォーラムとしては最大級で最も有名で、ダボスは開催中スイス国内外から注目を浴びる村と化す。

今年のダボス会議には96カ国からおよそ2,250人が参加する。本会議となるオープニングでは、主題の「困難な選択への責任」について各界の代表者が多様な観点から話し合う。会議中には、「貧困の根絶戦略」、「地球の温暖化とコーポレート・ガバナンスのための世界経済のありかた」、「核拡散問題」、「イスラム世界の立場」などのテーマについてそれぞれ話し合いがもたれる。「本会議で話し合いをすることで、いままさに変動しつづける世界の情勢に即時、対応することが可能になるし、また、世界の変化を常に見直すこともできるのだ」と開催者側代表のジェッド・ディヴィス氏は語る。しかし、ダボス会議に批判的なグループは、世界の富豪と有力者の集りというのが実態で、話し合いのテーマなど単なる見せかけだと反発している。

エリートの財界人が世界のためにできること

ダボス会議の参加者の大半が、高額の会員費と会議参加費を支払っている会議のメンバーだ。そのうち500人は企業の社長で、世界のトップ企業500社のうち120社の代表者たちが参加する。彼らは、他の企業のトップと会談をする機会を会議の外でも作ることができることから、これを格好のビジネスチャンスにもなると見て参加している。

主催者側は、「経済界の代表が会議に参加することで、世界が直面する問題について経済界が敏感になりこれを考えるための重要な役割を担おうとする試みでもある。経済界と政界の代表者が協力することで解決できる問題は多くある」と会議の重要性を語る。

多彩な顔ぶれ

参加者の大半が経済界の代表で占められるが、国家元首20人、各国の大臣70人、宗教界から26人、労働組合の代表15人、NGOから50人の参加も予定されている。開幕式は、ダボス会議の創始者、クラウス・シュヴァブ博士とスイスのサムエル・シュミット首相の共同主催となる。トニー・ブレアー英首相も参加し、開幕の演説が予定されている。

その他政界からは、欧州委員会ジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長、ゲアハルト・シュレーダー独首相、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長、ウクライナのビクトル・ユーシェンコ大統領などが参加する予定だ。

ロックスター、U2のボノ、映画界からリチャード・ギアー、アンジェリーナ・ジョリー、シャロン・ストンーなど芸能界からの大物も開催中に話題を提供してくれることであろう。

各国の政治家ががスイスに集まるダボス会議の開催を機会に29日には、スイスのジョゼフ・ダイス経済相が主催し、30カ国の代表者による世界自由貿易機構(WTO)が12月に香港で開催する会議に向けての非公式の話し合いをする場が設けられることになっている。この会議には日本から中川昭一経済産業相が参加する予定だ。

swissinfo クリス・ルイス 意訳 佐藤夕美 (さとうゆうみ)

キーワード

1971年から開催
創始者はクラウス・シュヴァブ教授
03年の収益7,400万フラン(約65億円)
会員費および参加費で賄われている非営利団体
会員は世界の大手企業およそ1,000社

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