スイス高齢ドライバーの交通違反、10年で倍増
スイス事故防止事務局(bfu/bpa)外部リンクの統計で、2018年は70歳以上の高齢者1802件の有罪判決が下り、08年の2倍に増えたことが分かった。複数の国内日曜紙が伝えた。
免許の取り消し件数は7446人で、これも10年で倍増した。
スイス連邦道路局によると、死亡・重症者を出した交通事故のうち315件は、70歳以上の高齢者の運転する車が関わっていた。18~24歳の若年ドライバーが関わった238件を上回った。
重大事故を起こす確率で言えば、若年ドライバー(住民1万人当たり3.6人)の方が高齢ドライバー(同2.7人)よりも高い。
スイスでは、75歳以上のドライバーは路上走行能力を判断するための医学的検査を受ける義務がある。
高齢者の運転免許に関しては欧州各国で慣行が異なる。詳細はこちら(英語)外部リンク。
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