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政府、過剰金の使用を提唱

スイス政府は国家債務減少のため、過剰金の使用を提唱した。政府スポークスマンは、内閣は議会が昨年承認した金1、300トンの売却に着手すると発表した。

スイス政府は国家債務減少のため、過剰金の使用を提唱した。政府スポークスマンは、内閣は議会が昨年承認した金1、300トンの売却に着手すると発表した。

金は、銀行の金融安定策には最早必要ではない。政府スポークスマンのアチル・カサノバ氏は、内閣は金500トンを1996年国内外の貧困のため設立された連帯財団のため、800トンは高齢者年金計画とコンピューター教育促進キャンペーンのために使いたいとしている。

金1、300トンは時価1700億スイスフランだ。政府は、これらのプロジェクトのため資金を投入するよりも、金利によって生み出されたものを使いたいとしている。

しかしながら、提案はまだ初期段階にある。カスパー・ヴィリガー蔵相は、内閣で決定案の承認をはかる前に、各州代表と話し合わなければならにとしている。その後、関係機関、各政党の審議会にまわされる。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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