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独CDU前党首、ジュネーブ当局の召喚に抗議

アンキテーヌ疑惑を担当するペローディン判事 Keystone Archive

92年の仏石油企業エルフ=アンキテーヌの旧東独ロイナ製油所買収に伴い独キリスト教民主同盟(CDU)にヤミ献金が流れたとされる疑惑で、ジュネーブ当局に召喚されたウォルフガング・ショイブレCDU前党首は、召喚に対し抗議の書簡を送り、来月予定されているスイス連邦大蔵省主宰の財政専門家会議への欠席を通知した。

このコンテンツは 2001/08/03 06:45

ショイブレ前党首は、先月ジュネーブ当局が独当局に提出した国際査問リスト37人に自分が含まれたことに対し、社会から汚職関連者として見られるようになったとスイス当局に書簡で正式に抗議し、来月スイスで開催される財政専門家会議は欠席すると通知した。

ショイブレ前党首の抗議に対しパウル・ペローディン判事は2日、国際査問リストの作成は通常の手続きに則ったもので、リストに載ったからといってスキャンダルに関連していることを意味しないとした。また、ショイブレ前党首からボイコットされた形の連邦大蔵省の報道官は、本当にボイコットされるなら遺憾だが、連邦検察当局が譲歩する問題ではないと断言した。

ショイブレ氏の抗議について「バゼラー・ツァイトゥン」紙のベルリン特派員ベネディクト・フォーゲル氏は、「ショイブレ氏はドイツで強いプレッシャー下にあり、ジュネーブ当局への批判という形になって噴出したのだろう。」と見る。そして、ショイブレ氏の行動は瑞独関係に悪影響を及ぼすことにはならないと述べた。

エルフ=アンキテーヌ社からドイツに流れたとされる闇金はスイスの銀行を通して洗浄された後送金されたと思われ、スイスは独当局に司法協力を要請していた。が、エルフ社から出た金が92年当時の政権政党だったキリスト教民主同盟に入ったかどうかは、明らかになっていない。

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