スイス国立銀行、金利据え置き
スイス国立銀行(SNB)は、金融政策のターゲットレンジ、ロンドン銀行間取引金利を3%から4%に据え置くと発表した。
スイス国立銀行(SNB)は、金融政策のターゲットレンジ、ロンドン銀行間取引金利を3%から4%に据え置くと発表した。
SNBは、第4四半期の金融政策声明で、中期(3ヵ月)ロンドン銀行間取引金利の据え置きを発表した。またインフレは、2001年に2%になるものの、2002年には下方傾向に向かうと、6月の第3四半期の金融政策声明での見解を繰り返した。
エコノミストらは、SNBが金利を引き上げについて見方が分かれていたが、最近のスイスフランの対ユ−ロ高が金利引き上げでさらに進む怖れがあるため、SNBはスイスの最大輸出市場である対EU貿易を考慮し、利上げに踏み切らなかった。
が、多くのエコノミストは、年末までにはSNBが金利を25ポイント引き上げるだろうと見ている。
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