
チューリヒの有権者、落ち葉掃除「ブロワー」を禁止

チューリヒの有権者は28日の住民投票で、風圧で落ち葉を掃除する「ブロワー」について、ガソリン式については使用を禁止する案を61.7%の賛成多数で可決した。

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バッテリー式は10月から12月までのみ使用が許可される。その他の月での使用はストリートパレード後の清掃作業など、例外的な場合に限られる。
これらの新たな規制は、個人と自治体職員の双方に適用される。投票率は52.8%だった。
長年の論争
この住民投票は、議会政党グループが市議会のリーフブロワーを禁止する決定に「禁止文化の表れだ」と異議を唱え発議した。
チューリヒではブロワー禁止をめぐる論争が長年続いている。2013年には緑の党が4329人の署名を集め請願書を提出。現在の禁止令につながった住民発議は、2022年に緑の党と社会民主党によって提出された。
英語からの翻訳:宇田薫
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