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運転補助AR技術に大型投資 日本企業も出資

このコンテンツは 2018/09/18 18:30
swissinfo.ch/au

拡張現実(AR)技術を開発するWayRay社(本社・チューリヒ)は18日、8000万ドル(約89億8千万円)の出資を受けると発表した。関係者によると、スタートアップ企業に対する投資額として、スイス最大の資金規模だ。

WayRay社は2012年創業。走行速度や道順などの運転情報をAR技術を使って運転手の視野に重ねて映し出すヘッドアップディスプレイ(HUD)の開発を目指す。HUDは運転席の前に据え付けられた透明のディスプレーで、メーターやカーナビに視線を移すことなく運転でき安全性が高い。HUDにAR技術を使えば、より広い視野にこうした情報を投影できるようになる。

WayRayには自動車メーカーや光学事業に注力する各国企業が出資。ポルシェ、ヒュンダイモーター、アリババグループ、JVCケンウッドなどが名を連ねる。

ARビジネスの動向を調査するThe Venture Reality Fund(The VR Fund)他のサイトへによると、ARを手がける企業数は6月末時点で290社と、昨年末に比べ5割増えた。

グローバル・イノベーション・インデックス(GII)他のサイトへによると、スイスは世界一のイノベーション大国。過去10年間で、15億フランがスイスのスタートアップ企業に投資された。

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