
2021年のダボス会議延期 新型コロナの影響で

2021年1月に開催される予定だった世界経済フォーラム(WEF)の年次総会は、新型コロナウイルスの流行により延期される。専門家によると来年1月に開催するには危険だが、主催者は同年初夏に開催する可能性が高いと言う。
イベントがいつ、どこで行われるかは、明らかではない。詳細は「参加者と主催者のコミュニティの健康と安全を保証するために、すべての条件が満たされていることが保証され次第、すぐに」発表される予定だ。
今年6月、WEFは「グレート・リセット」と題する1月のダボス会議のイベント内容を発表。ハイブリッド型でダボス会議を開催してリアルな参加者を削減し、世界400都市とバーチャルに接続することで、半分はバーチャルでイベントを開催する計画だった。

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「世界のリーダーたちが一堂に会し、共通の復興への道を講じ、ポストコロナの『グレート・リセット』を形成することが急務であるため、今回の決定は容易ではなかった」とWEFは述べる。
WEFによると、ダボス会議は、スイス東部のダボスとスイス経済全体に毎年数千万フランの利益をもたらす。多くのホテルやレストランの大部分の収入は、例年参加する富裕層の流入が占めているという。

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