スイス・リーは4日公表した投資家向け資料で、日本のソフトバンク社による株式取得は10%未満になると発表外部リンクした。
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ソフトバンクとの交渉はまだ長引くとの見方を示した。交渉はなお初期段階にあり、出資の条件や時期、提携のあり方は未定だという。
「両社とも、さまざまな分野でどのように戦略的な業務提携ができるか互いに模索している」と表明した。リー社は「当社の資本基盤は引き続き頑強で、新たな株式発行は考慮していない」とも述べた。
同社は2月初旬、ソフトバンク・グループと業務提携や株式取得の交渉中であることを明らかにした。一部報道では、ソフトバンクによる株式取得は100億ドル(1兆900億円)を超えるとされていた。
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ソフトバンク、スイス・リーの経営に参加へ
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ITから金融に裾野を広げる日本のソフトバンク・グループが、再保険大手スイス・リーの経営に加わろうとしている。1492億フラン(約17兆1600億円)にのぼる資産の投資先に影響力を持つべく、少数株主の座を得ようと交渉中だ。
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ソフトバンクのスイス再保険出資交渉、金融業界に波紋
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日本のソフトバンク・グループがスイスの再保険会社スイス・リーの株式取得に向けて交渉を開始したと報じられ、スイスの金融業界にも波紋を広げている。スイスのメディアは先端技術への投資を進めるソフトバンクの戦略を概ね好意的に報じ、株式市場ではリー株に買いが集まった。
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