シャカ、シャキリの「ワシのポーズ」スイス人ファンはどう感じた?
サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の試合中、スイス代表のグラニット・シャカ、ジェルダン・シャキリがアルバニアの国旗に描かれた「双頭のワシ」のジェスチャーをし、罰金処分を受けた。この「政治的パフォーマンス」は日本でも大きく報じられたが、肝心のスイス人たちはどう感じたのだろうか?
このコンテンツは 2018/06/30
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シャカとシャキリのゴールパフォーマンスの是非について、国際サッカー連盟(FIFA)が出した答えは「ノー」だった。FIFAは「フェアプレーの原則に反する行動を取った」として、シャカとシャキリに罰金1万フラン(約110万円)、同じジェスチャーをしたスイス人のシュテファン・リヒトシュタイナー主将に5千フランの罰金処分を科した。
スイス代表であるはずのシャカ、シャキリが、自身のルーツであるアルバニア人のアイデンティティーを前面に出した行為が果たして許されるべきものなのかー。国の誇り、ナショナリズム、個々の帰属意識を巡る議論はスイス連邦政府までも巻き込んだ。
スイスインフォは、チューリヒ中央駅で道行く人にインタビュー。「双頭のワシ」のジェスチャーをした二人をどう思うか?罰金に相当する行為だと思うか?などについて聞いた。
スイス代表はグループステージを2位で通過。7月3日、決勝トーナメント初戦のラウンド16でスウェーデンと対戦する。
(独語からの翻訳・宇田薫)
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