米ワシントンにあるスイス大使館
Keystone/Martin Ruetschi
米ワシントンのスイス大使館で29日、男(30)が大使公邸の敷地内に侵入したとして逮捕された。大使館職員にけが人はなかった。
このコンテンツが公開されたのは、
現地の裁判所に提出された文書によると、男は大使公邸に入ろうとして拒否された後、外側のフェンスを飛び越えた。監視カメラには、止めに入る大使館職員1人を押しのける様子が映っていた。
米CNNは、男がジャック・ピトルー大使を押し倒したと報じている外部リンク。
警察とシークレットサービスが男を取り押さえた。男が逮捕時に抵抗したため、シークレットサービスの1人が軽傷を負った。
男は米オレゴン州発行の身分証明書を持っていた。侵入時に不審なリュックサックをフェンスの外側に残していった。リュックサックは警察が回収した。
男の母親が米紙ワシントン・ポストに語ったところによると、男は精神障害を患っていた。米国より暴力の少ないスイスへ移住しようとしていたという。
おすすめの記事
ユーロスター、スイスと英国結ぶ直通列車運行へ
このコンテンツが公開されたのは、
英国と大陸欧州をつなぐ高速鉄道ユーロスターは、スイス・ジュネーブとロンドンを結ぶ初の直通列車の運行を計画している。
もっと読む ユーロスター、スイスと英国結ぶ直通列車運行へ
おすすめの記事
スイス政府、金融規制改革の最終案を発表
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦内閣は6日、クレディ・スイス危機を踏まえた金融規制改革の最終案を発表した。自己資本規制を強化し、金融監督局の権限も強化する。
もっと読む スイス政府、金融規制改革の最終案を発表
おすすめの記事
スイスの元外交官50人、ガザめぐる政府の「沈黙」を非難
このコンテンツが公開されたのは、
パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルの「戦争犯罪」に関して、スイスの元外交官55人がスイス外相に共同書簡を送り、スイスの「沈黙と消極性」を非難した。政府に対して直ちに措置を講じるよう求めた。
もっと読む スイスの元外交官50人、ガザめぐる政府の「沈黙」を非難
おすすめの記事
スイスで放射能測定の合同演習
このコンテンツが公開されたのは、
スイスでは2~6日、国際チームがヘリコプターで空中の放射能測定を行っている。緊急時に広い範囲の放射能を迅速にチェックする予行演習だ。
もっと読む スイスで放射能測定の合同演習
おすすめの記事
自殺カプセル「サルコ」運営団体代表が死亡
このコンテンツが公開されたのは、
自殺カプセル「サルコ」を運営する自殺ほう助団体「ラストリゾート」共同設立者のフロリアン・ウィレ氏(47)が、先月5日にドイツで死去していたことが分かった。
もっと読む 自殺カプセル「サルコ」運営団体代表が死亡
おすすめの記事
スイス南部で氷河が崩壊 土石流がふもとの村を飲み込む
このコンテンツが公開されたのは、
スイス南部レッチェンタール(ヴァレー州)で28日午後、大きな氷河が崩壊し、大規模な土砂崩れがふもとのブラッテン村を襲った。多数の家屋が倒壊し、1人が行方不明。
もっと読む スイス南部で氷河が崩壊 土石流がふもとの村を飲み込む
おすすめの記事
クレディ・スイス株で大損した株主、政府への賠償請求認められず
このコンテンツが公開されたのは、
スイス連邦最高裁判所は23日、スイス政府の「誤った情報」によりクレディ・スイス株で損失を被ったとして損害賠償を求めた夫婦の訴えを棄却した。
もっと読む クレディ・スイス株で大損した株主、政府への賠償請求認められず
おすすめの記事
移動式ホール「アーク・ノヴァ」がスイスに初帰国
このコンテンツが公開されたのは、
東日本大震災の被災者を勇気づけようと建設された移動式コンサートホール「アーク・ノヴァ」がこの秋、親元のスイスに初めて登場する。
もっと読む 移動式ホール「アーク・ノヴァ」がスイスに初帰国
おすすめの記事
スイス、メートル法準拠から150年
このコンテンツが公開されたのは、
スイスは150年前にメートル条約に調印し、メートルやキログラムを導入した。それまでスイスの測定単位は地域や使途によって大きく異なっていた。
もっと読む スイス、メートル法準拠から150年
おすすめの記事
中国の人身売買組織を摘発 スイス・ベルン州警察
このコンテンツが公開されたのは、
ベルン州警察は19日、大規模な人身取引事件を摘発したとい発表した。容疑者は中国籍の5人で、146人の中国人女性をスイスに誘い出し、性労働に就かせていた。
もっと読む 中国の人身売買組織を摘発 スイス・ベルン州警察
続きを読む
おすすめの記事
ハッキングされたチャット、スイスとブラジルの検察官の不審な手法を暴露
このコンテンツが公開されたのは、
2014年に始まり、注目を浴びたブラジルの「ラヴァ・ジャト(洗車)作戦」は、国内政財界トップによる汚職との戦いが目的だった。今年2月上旬に解散した同作戦のタスクフォースが、新事実の発覚によって再び注目を集めている。今回の焦点は作戦に関与した捜査官や裁判官で、スイス当局との協力に疑問が投げ掛けられている。
もっと読む ハッキングされたチャット、スイスとブラジルの検察官の不審な手法を暴露
おすすめの記事
スイスに逃亡の児童性虐待犯 処罰はどうなる
このコンテンツが公開されたのは、
インドで20年前、児童への性的虐待の罪で有罪判決を受けた夫婦が、保釈中にスイスに逃亡した。国境を越える司法手続きが複雑なため、彼らは再び裁きを免れる可能性がある。
もっと読む スイスに逃亡の児童性虐待犯 処罰はどうなる
おすすめの記事
ベイルート爆発で負傷 レバノンのスイス大使って?
このコンテンツが公開されたのは、
ベイルート港で4日発生した大規模爆発では、駐レバノンのスイス大使モニカ・シュムッツ・キルゲス氏もけがを負った。レバノンのスイス大使はどんな人物なのか。
もっと読む ベイルート爆発で負傷 レバノンのスイス大使って?
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。