スイス住民の約5人に1人は二重国籍
スイスに住む15歳以上の約17%が二重国籍者であることが分かった。最も多いジュネーブ州では45%と住民の約半数が二つのパスポートを持つ。
このコンテンツは 2018/09/27
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スイス連邦統計局が25日発表した統計によると、他にチューリヒ、バーゼル・シュタット準州、ティチーノ、ヴォー、ヌーシャテル各州では重国籍者の割合が2割を超えた。ベルン、ウーリ、シュヴィーツ、オプヴァルデン、ニトヴァルデン準州、アッペンツェル・インナーローデン準州、同アウサーローデン準州の各州は1割未満だ。
二重国籍者のうち64.4%は帰化によってスイス国籍を取得。出生時からスイス国籍を有しているのは35.6%だった。スイス以外で持っている主な国籍はイタリア(24.7%)、フランス(11.2%)、ドイツ(7.8%)。
スイスでは2017年、前年より2千人多い4万5千人が帰化した。うち4分の3以上が欧州出身。5人に1人は、スイス国籍者の配偶者や子供向けの簡易化された帰化手続きを経た。

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