
スイス銀行の顧客を騙した英国人留学生に有罪判決

スイス銀行を狙った口座乗っ取り事件で、英国で刑事告訴されていた英国人学生(21)に禁固7年の有罪判決が言い渡された。スイス連邦検察庁によると、学生はスイスの銀行顧客から約240万フラン(約4億4000万円)を騙し取った。

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連邦検察庁の29日の発表外部リンクによると、被告の英国人学生は22年5~9月、スイス銀行のオンライン・バンキングページを偽造し、スイスの顧客のログイン情報を窃取。口座をハッキングしていた。
検察庁は国内で同様の詐欺事件を30件以上受理した。連邦警察との共同捜査で、被告がフィッシング・キットの開発・販売者であることを突き止めた。2022年に告訴した後、既に同じ事件を捜査していた英当局に引き継がれた。
英検察庁(CPS)外部リンクによると、ロンドンのサザーク刑事法院は23日、懲役7年の判決を言い渡した。CPSのサラ・ジェニングス検察官は「この事件が、詐欺を企む者たちに明確なメッセージを送ることを願っている。どんなに巧妙な手口を使っても、オンラインの匿名性や暗号化されたプラットフォームの陰に隠れることはできない」と強調した。
英語からのDeepL翻訳・追記:ムートゥ朋子

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