チューリヒ州警察は3日、前日にウィーンで起きた銃撃テロ事件に関与した容疑で、男性2人をチューリヒ近郊で逮捕したと発表した。
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チューリヒ州警察は3日、「ウィーンで起きた犯罪とチューリヒ州との関連性を調査」する特捜部を立ち上げたと発表外部リンク。仏AFP通信によると、「スイス連邦警察と連邦情報機関は現在、チューリヒ州やオーストリア当局と緊密に連携して、ウィーンの銃撃事件とスイスとの関連性を調査している」(連邦情報機関広報)。
特捜部立ち上げの発表後となった同日午後、チューリヒ市北東部のヴィンタートゥールで、18歳と24歳の男性が逮捕された。州警察は報道発表外部リンクで「逮捕された2人と襲撃犯がどの程度の関係を持っていたか、現在捜査を続けている」と説明した。
逮捕はオーストリア当局とチューリヒ州検察、ヴィンタートゥール市警察との協力の下実行された。
ウィーンでは2日夜、中心部にあるシナゴーグ(礼拝堂)で発砲事件が起き、市民4人が死亡、数人が重傷を負った。容疑者は射殺された。オーストリアのカール・ネハンマー内務相は、襲撃者はイスラム教のテロリストだったと表明。容疑者の捜索が進んでいる。
チューリヒ州警察は、州内のユダヤ人コミュニティの安全対策も強化したと明らかにした。
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