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イラン、ダボスでの攻撃についてスイス大使に抗議

イランはダボスの世界経済フォーラムに参加していた同国代表への攻撃について公式にスイスに抗議、スイスは謝罪した。

イランはダボスの世界経済フォーラムに参加していた同国代表への攻撃について公式にスイスに抗議、スイスは謝罪した。

イランの通信社によれば、スイスのティム・グルディマン駐テヘラン大使は、イラン外務省に召喚され、ダボスでのイラン代表に対する侮辱に対し強い抗議を受けた。イランはスイス政府に対し、事件の調査とテロリスト・グループに対する真摯な行動を要求した。

土曜日、カマル・カラジ・イラン外相の車列にペンキ爆弾が投げ込まれた。さらに、ホテルでイラン中央銀行総裁とカラジ外相側近にペンキと腐った卵を投げ付けられ、外相側近が卵で怪我をする事件が起きた。

これら事件には、イランの反体制グループ、ムジャヒディン・カルグの支持者が関わっていた。スイス在住の4人のイラン人が逮捕され、イラン代表の警護は直ちに強化された。

スイス当局は、月曜ベルンでイラン大使と会見、事件に関して謝罪した。

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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