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シュミット大統領の日本訪問

皇居で天皇皇后両陛下と挨拶を交わすシュミット大統領夫妻。 swissinfo.ch

スイスのサムエル・シュミット大統領は愛知万博のスイスデーを祝ったあと東京に赴き、18日には日本の小泉首相や中川経済産業大臣と会談した。また、19日には天皇皇后両陛下と懇談し、防衛庁長官とも会談した。

このコンテンツは 2005/03/07 17:33

1週間に及ぶ日本滞在の公式行事を終えたシュミット大統領は、「日本滞在は実りあるもので意味深い経験を思い出として帰国の途につく」との感想を記者団に伝えた。

「スイスと日本は一歩近くに歩み寄った」。18日午後、小泉首相と30分間の会談を行った後の会見でシュミット大統領は記者団にこう語った。

自由貿易協定の交渉を楽観

小泉首相の方から先に、自由貿易協定(FTA)について触れ「日本にとっても興味ある交渉であり、交渉がはかどることを望む」と語ったことを大統領は歓迎するとともに、今回の会談でFTAに関する両国の政府間の共同研究が始まることが決まったことをさし、両国の関係が一歩さらに近づいたことを強調した。

早くも5月にはベルンで、経済関連事項について両者が話し合う予定だ。しかし、交渉の開始時期については未定のままという。

防衛問題

国防相も兼任するシュミット大統領は、小泉首相との会談後「特別な歴史を経て日本は、スイスの国防について学んできた。両国は国防の点でもいくつかの類似点がある」と記者団に語った。会見で小泉首相は、武装した永世中立国としてのスイスに興味を示したという。

大野功統防衛庁長官との会談では世界の平和と安全について話し合ったが、大野長官は特に、スイスの民間防衛に興味を示したという。

天皇皇后両陛下との会談

シュミット大統領夫妻は19日、天皇皇后両陛下と会談した。予定の30分が15分延長され、両陛下のスイス滞在の思い出や、今回はじめて日本を訪問した大統領の日本で受けた印象が話題となった。また、愛知万博のテーマである自然について、そして、人類が心から真剣に取り組むべきである環境問題についても触れた。「話題は沢山あり、1時間あっても足りなかっただろう」と大統領は記者団に感想を述べた。

20日には公式行事をすべて終え、大統領夫妻は帰途につく。

swissinfo クリスティアン・ラーラウフ (東京にて) 意訳 佐藤夕美(さとうゆうみ)

補足情報

サムエル・シュミット大統領日本訪問

4月15日 愛知万博のスイスデーの開幕式に参加

16日 ヌシャテル市の姉妹都市新城市を訪問

18日 小泉首相、中川経済産業大臣、大野防衛庁長官と会談

19日 天皇皇后両陛下と会談

20日 帰国

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