スイスの視点を10言語で

スイスのスキー場、早くもにぎわう

スイスの山岳地帯にはおよそ650の輸送機関がある Keystone

今シーズンのスキー場の滑り出しは好調だ。先週末、スイスのスキー場の半数以上が例年より早くオープンした。

比較的標高の低いチューリヒ市近辺のスキー場でも、快晴の空の下、大勢の人々がウインタースポーツを楽しんだ。

アクシデントも…

 まだ11月中旬を迎えたばかりだが、積雪が1メートルを超すゲレンデはもうすでにいくつかある。連邦森林降雪国土研究所 ( WSL ) によると、現在の積雪量は記録的だという。

 昨年は暖冬でさんざんだったため、スキーリフトの運営会社は今年、人口雪を降らせるスノーマシンに840万フラン ( 約8億3000万円 ) を投資した。今シーズン、果たしてこのマシンに出番はくるのだろうか。

 これとは逆に、シーズン到来早々に出動することになったのがレスキューヘリコプターだ。18日日曜日、ベルナーオーバーラントのグリンデルワルトで突然チェアリフトが停止し、1時間半かけておよそ150人の来訪客の救助に当たった。


swissinfo、外電

swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部