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スイスは禁断のシエラレオネ産ダイヤモンドの一大市場か

リベリアからのダイヤモンド輸入量が急増している。が、実はスイスに入って来るダイヤは、リベリアの隣国、内戦で危機的状況にあるシエラレオネから来ているのではないかという疑惑が出て来た。(写真:シエラレオネの武装ゲリラ。この武器はダイアの売り上げ金から?)

このコンテンツは 2000/08/10 10:33

リベリアからのダイヤモンド輸入量が急増している。が、実はスイスに入って来るダイヤは、リベリアの隣国、内戦で危機的状況にあるシエラレオネから来ているのではないかという疑惑が出て来た。(写真:シエラレオネの武装ゲリラ。この武器はダイアの売り上げ金から?)

「Tages Anzeiger」紙の報道によると、スイスは「紛争ダイヤモンド」の重要な市場になってきている。先月初め、国連は、シエラレオネのダイヤモンド輸出を禁止した。シエラレオネの反政府ゲリラが、ダイヤモンドの売り上げ金を内戦継続の資金にしているとの理由による。反政府ゲリラ「革命統一戦線(Revolutionary United Front)は、ダイヤモンド産地をおさえている。

「Tages Anzeiger」紙の記事を書いたBruno Vanoni氏によると、スイス対外貿易統計を見れば、シエラレオネ産のダイヤモンドがリベリア経由でスイスに輸入されているのは明らかだ。1997年には皆無だったリベリアからのダイヤモンド輸入が、今年上半期だけで取引額5、100万スイスフランにものぼる。「この輸入量は、リベリアだけで産出できる量をはるかに超えているはずだ。連邦政府の専門家も、シエラレオネの反政府勢力から来ているに違いないとにらんでいる。」とswissinfoに語った。

ベルンの連邦経済事務局(SECO)は、シエラレオネからの直接・間接輸入を禁止する方針だが、ダイヤの本当の産地を見分けるのは大変難しい。 Vanoni氏は、「ダイヤモンド取り引きの大手、デ=ビアス(ルツェルン)はシエラレオネからは輸入していないと主張している。が、誰かがしているのは、明らかだ。問題は、シエラレオネ産のダイヤモンドが他国経由でスイスに来るという事実を証明するのが、大変困難なことだ。いくら規制を設けても、ほとんど無意味だ。」と言う。

連邦経済事務局は、国連もEUもリベリアに対して経済封鎖(ダイヤモンド取り引き禁止令)を発動しないかぎり、スイスだけが発動する理由はないとしている。

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