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スイス右派ー中道政党オーストリアへの圧力を拒否

スイスの政権政党4党のうち保守系3党は、ハイダー党首極右・自由党が連立政権に参加するオーストリアへ、外交制限などの外圧をかけようとする国際的な努力を拒絶すると発表した。

このコンテンツは 2000/02/03 17:01

スイスの政権政党4党のうち保守系3党は、ハイダー党首極右・自由党が連立政権に参加するオーストリアへ、外交制限などの外圧をかけようとする国際的な努力を拒絶すると発表した。

急進民主党のギドー・ショメル報道官は、「欧州連合の介入は早すぎた。ハイダー党首が連立政権に参加し、反民主主義的、反人権的な政策を提唱し踏み出した時に、行動に出るべきだ。」と、EUのタイミングの悪さを指摘した。

また、キリスト教民主人民党は、「ハイダー党首を好む好まざるにかかわらず、また、彼が極右であろうとなかろうと、彼と自由党は選挙で選ばれたのだ」とし、連立はオーストリアの民主選挙の結果であり、EUは内政に干渉するべきではないとしている。同党のパウル・フェルバー報道官は、「欧州の人々は60年前に起こった事が忘れられないのだろう。」と、EUは自由党の台頭を歴史的な見地から捉えており、現在の政治情勢を考慮していないと付け加えた。キリスト教民主人民党員であるジョセフ・ダイス外相も、オーストリアは友好的な国であり、いかなる連立政権が樹立されようとも、それは自由選挙の結果であるということを忘れてはならないと、述べた。

先週のヨーロッパ評議会レポートで極右と非難された人民党は、EUのオーストリアへの批判は受け入れられないと却下した。

4つの政権政党の中で、唯一社会民主党だけが、オーストリア自由党の政権参加へ懸念を表明した。社会民主党は、ヨーロッパで極右政党の政権参加は第2次大戦後初であり、人権への深刻な危機であるとし、ベルンにオーストリアに対し「重大な懸念」を表明するよう要請した。

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