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スイス 9月に国連正式加盟

ニューヨーク国連本部での総会 Keystone

57年間オブザーバーとして国連総会に出席していたスイスは、今秋から晴れて正式加盟国の立場で議席を得る。これまでも国連諸機関ではメンバーだったスイスだが、総会でいきなり発足以来の加盟国と同じように振舞うわけにはいかないと連邦外務省も自国の立場を受けとめている。

このコンテンツは 2002/03/05 08:08

スイスが正式加盟国として国連総会デビューするのは、今年9月の第57回国連総会からだ。ニューヨーク国連本部のイェンス・ステヘリン・スイス国連大使は、「これで私は観客ではなく、役者の1人になれる。私もゲームに参加できるようになる。そして、スイスの国益を他人(他国)に頼らず自分で守ることができるようになる。」と、国連総会での発言権・投票権を得た職務への意欲を語った。

国連の政治機構の一員となるからには、スイスも国連の意思決定過程に参加しなければならなくなる。そのためには、政府は議会と協力してスイスの立場を明白に決定しておかなければならない。その結果としてスイスの外交政策は、対外的にも対内的にもより透明な分りやすいものとなるだろう。「スイスは国連総会でのスタンスを明らかにしておかなければならない。それには、政府、議会、国民の対話が不可欠だ。」連邦外務省のエルヴィン・ホッファー国連・国際機関部長はいう。

連邦政府は、国連に加盟してもスイスの外交政策の実質は変わらないと明言している。3日の国民投票で国連加盟に反対票を投じた45%の国民は、政府の動向を注意深く観察していくだろう。「国民の中には国連加盟がスイスの伝統的な外交政策に否定的な影響を及ぼすのではないかと恐れている人がいる。が、これらの人々も、そのような事態にはならないことをやがて理解すると私は確信している。中立を保つということは、立場を確定しないという意味では無い。」とステヘリン国連大使は述べた。

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