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ダライ・ラマ法王 地球温暖化を憂慮

Keystone

スイスを訪問中のダライ・ラマ法王は8月6日、ジュネーブで連邦国民議会のキアラ・シモネシ議長と会談した。スイスのもてなしに対して感謝の意を述べるとともに、地球温暖化がチベットにもたらす影響を心配していると語った。

このコンテンツは 2009/08/07 09:49

ダライ・ラマ法王は、地球の温暖化はチベットに「政治的な脅威」よりももっと大きな危険をもたらすと発言し、会談の中でシモネシ氏に支援を求めた。

祝福と精神性

シモネシ氏は会談の後、以下のように述べた。
「ダライ・ラマ法王は、このテーマをミシェリン・カルミ・レ外相にもたらすよう、わたしに頼んだ。この問題が国際的な議論の場で取り上げられるようにと考えてのことだ」
中国の気候専門家は、ヒマラヤ山脈の氷河の融解によって、アジアの主要河川の水源となっているこの地域に大災害がもたらされるとみている。

また、ダライ・ラマ法王はスイスの住民と政府の温かいもてなしに感謝し、
「わたしは50年間、家というものを持たないが、スイスは4000人のチベット人の新しい家となった。スイスに住むこれらのチベット人が平和な安息の地を見つけたことをうれしく思う」
と話した。

シモネシ氏はこれに応えて
「スイスのチベット人社会で生活する人の多くはスイス国籍も所有している。連邦国民議会の議長であるわたしは、これらのチベット人の代表でもある」
と述べたほか、ダライ・ラマ法王との会見で、彼の温かい人柄に深く感動したと話した。
「お会いした瞬間からわたしの手を握ってくださった。深い感銘を受けた」

両者は、隣人愛、尊重、寛容、非暴力など、キリスト教と仏教の多くの共通点について話し合ったという。その中でシモネシ氏は、スイスが人権に尽力しており、この件については中国とすでに長い間対話を続けていることをダライ・ラマ法王に伝えた。

シモネシ氏はダライ・ラマ法王に極上のボールペンを、ダライ・ラマ法王はシモネシ氏にカタ ( チベットの祝福の白いスカーフ ) を贈った。シモネシ氏は会談後
「スイス社会はこのような祝福や精神性をもっと必要としている」
と述べた。


swissinfo.ch、外電

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