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パ−キンソン病に治療の光。国際研究グループが遺伝子治療を開発

スイス連邦工科大学(ETH)ローザンヌの研究者らパーキンソン病研究の国際グループは、初期段階で病気の進行を抑制する遺伝子治療を開発したと「サイエンス」誌上で発表した。

スイス連邦工科大学(ETH)ローザンヌの研究者らパーキンソン病研究の国際グループは、初期段階で病気の進行を抑制する遺伝子治療を開発したと「サイエンス」誌上で発表した。

「サイエンス」誌のレポートの共著者の1人、米神経学者のジェフリー・コルドワー氏によると、サルによる動物実験の結果、パーキンソン病の初期症状の段階で同グループが開発した遺伝子治療を用いれば、病気の進行を抑えられる可能性がある。

パーキンソン病は、ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質を産出する大脳の神経細胞が破壊され、ドーパミンの数が減少することにより起きる進行性の難病で、主な症状は手の震え、歩行障害、言語障害、バランス障害など。

コルドワー氏ら研究グループの実験では、ETHローザンヌのパトリック・オービッシャーさんとニコール・デグロンさんが、遺伝子組み換え操作したドーパミン産出を刺激する脳細胞をサルの脳に注射した。後の検死の結果、遺伝子が大脳内のドーパミン生産を引き起こし、脳細胞の衰退を抑制したことが判明した。この治療法の効果は数ヵ月間持続し、患者のパーキンソン病の症状進行を抑制できるという。

研究グループは、遺伝子治療の安全性をテスト中で、人体による臨床実験実施までには3年から5年を要するとコルドワー氏は言う。

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