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フェデラー 3大会連続優勝で2011年を締めくくる

「新記録を作れてうれしい。良い締めくくりは次のシーズンにとっても大事だ」と、フェデラーは2012年に意欲を燃やす Keystone

今シーズン最強の8人が戦うテニスの年間最終戦ATPワールドツアー・ファイナル。第4シードのロジャー・フェデラーはロンドンでの大会を順調に勝ち進み、決勝に進出。

このコンテンツは 2011/11/28 08:50
小山千早(こやま ちはや), swissinfo.ch

11月27日の試合では第6シードのジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス)を6‐3、6‐7、6‐3で破った。

これは昨年に続き2回目、通算6回目のファイナル優勝で、イワン・レンドル(チェコスロバキア)とピート・サンプラス(アメリカ)の5回を抜く新記録だ。

ツォンガとはこの2週間で3回対戦した。最終戦の前、13日にパリで行われたマスターズの決勝もツォンガとの対戦となり、6‐1、7‐6でフェデラーがパリ大会初勝利を飾った。その1週間後に始まった最終戦の予選リーグでもツォンガと同グループになり、6‐2、2‐6、6‐4でやはりフェデラーが勝利を収めている。

山あり谷あり

決勝でのツォンガのプレーはこれまでの2戦よりも力強く、スピードのあるスマッシュがいくつも決まった。ネットプレイも多かった。だが、ワールドツアー・ファイナルにふさわしいそのプレーをコンスタントに維持できず、ミスが現れた隙にフェデラーがブレークするという構図が浮き上がった。

第2セット、5-4で迎えたフェデラーのサービスゲーム。このゲームを取ればフェデラーのストレート勝ちが決まったところだったが、ぎりぎりのところでツォンガがブレークし、そのままタイブレークに持ち込んで結局第2セットをもぎ取った。

第3セットも互いにサービスゲームを守る互角の態勢が続いた。最終的にブレークを許したのはツォンガで、フェデラーは有終の美を飾った。

新記録

この試合はフェデラーにとって100回目の決勝戦だった。また、今回の勝利はATPツアー通算70回目の優勝だ。

今シーズンは4大大会の優勝をすべて逃し、優勝カップを高く掲げる機会はほとんどなかったフェデラー。だが、地元バーゼルの大会で5回目の優勝を果たした後は、波に乗ってパリのマスターズ、そして今回のファイナルと3連勝を飾った。この優勝で、フェデラーのATP世界ランクは4位から3位に上がった。

「最終戦6勝と記録を作り、これ以上うれしいことはない。そして、これ以上疲れたこともない。今シーズンの締めくくりにとても満足している」とフェデラーは試合後に語った。

この後は約10日間休暇を取り、それから来シーズンに向けてまたドバイでのトレーニングが始まる。2012年はオリンピック開催の年でもある。フェデラーにはまだまだ活躍の場が残されているはずだ。

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