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世界主要中銀がいっせいに利下げ

中銀の協調にはスイス国立銀行も参画 Keystone

スイス国立銀行 ( スイス中銀/SNB ) も他国の主要中銀とともに政策金利の引き下げに踏み切った。疲弊した金融市場を再び活性化するための苦肉の策だ。経済専門家はこの措置を歓迎している。

このコンテンツは 2008/10/09 09:28

スイス中銀は政策金利を2.5%に、3カ月物ロンドン銀行間取引金利 ( Libor ) の目標レンジも2%‐3%に引き下げた。

金融政策で景気の後退に歯止め

これによって、スイス中銀は3.09%に達していたスイスフランのロンドン銀行間取引金利を2.5%に抑えるつもりだ。サラシン銀行のチーフエコノミスト、アレッサンドロ・ベー氏は、
「この数日間、ロンドン銀行間取引金利のコントロールが失われていた。これは不気味な兆候だ。景気後退ではおそらく金融政策が唯一の救済策だろう」
と述べる。前回の利下げが行われたのは2003年3月までさかのぼる。

10月8日に実施されたスイス中銀のこの措置は、欧州中央銀行 ( ECB ) や米連邦準備制度理事会 ( FRB ) のほか、イギリス、中国、スウェーデン、カナダ、日本などの各中銀と足並みをそろえた同時利下げだ。

スイス経済界の上部組織「エコノミースイス ( economiesuisse ) 」のルドルフ・ミンシュ氏によると、この数日間、特に中小企業が融資を受けにくくなっているという。
「クリスマスまでに市場が安定すれば、生き延びることはできる。資金供給の危機が2009年まで続くと事態は非常に深刻になり、スイスの実体経済にも影響を及ぼす」
とミンシュ氏は推測する。

また、今回の利下げは適時適策であり、
「明白なシグナルを送る必要性があった。これで不安がいくらか和らげられた」
と話す。

今回の利下げは、世界景気の減速懸念を呼び起こした国際的な金融危機の拡大に対する措置だ。スイス中銀は、9月18日の金融政策に関する情勢判断のときよりもアメリカやヨーロッパの経済の鈍化が一層顕著になったとみている。

swissinfo

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