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問われるスイスの職業教育

学校は卒業したけれど・・・。就職には、コンピューターや外国語など即戦力となる技術が欠かせない。

(swissinfo.ch)

スイスの職業教育は時代遅れ——。スイス国立科学財団が若者の雇用動向をまとめ、こんな分析を明らかにした。

報告書は「現在の教育訓練は一昔前の職業にこだわり過ぎ」と指摘、「従来の職業訓練を叩き込むより、就職に役立つ技術を身につけることが大切」と教育改革の必要性を強調している。

若者の雇用状況が厳しいなか、ビジネスに役立つ知識やチャレンジ精神を養い、インターンシップを通じて仕事に触れる機会を増やすなど就業支援策が必要だ、と専門家は提唱している。

問われる即戦力

 スイス国立科学財団は8日、『訓練と雇用』と題する報告書を公表した。4年の月日と800万フラン(約7億円)の研究費を投入して、最近の若者の雇用に纏わる問題を取り上げている。

 報告書をまとめたカール・ヴェーバー氏は「今の労働市場で、特にサービス業では、伝統的な意味での専門職というのは必要とされていない」と話す。「働く環境が変わりつつある中、事業計画の立て方や、問題が起こったときにどう処理すべきかといった実践的内容をどんどん取り入れるべきだ」と指摘する。

 連邦経済管轄局によると、8月の完全失業率は3.7%と、今年1月の4.3%から改善したが、内訳をみると、15〜24歳の若年層の失業率は5.3%と高い。若者の就職難の背景には、企業の即戦力志向が高まっていることが挙げられる。

 ヴェーバー氏はまた、インターンシップを通じて企業経営の実態や多様な働き方を知り、就業体験を増やしていくことも必要だと話している。


 スイス国際放送、外電    安達聡子(あだちさとこ)意訳 

補足情報

連邦経済管轄局によると、8月の完全失業率は3.7%になった。

同月の失業者数は14万5,923人だった。

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