ナビゲーション

ナビゲーションへ

グローバルメニュー

川口外相がジュネーブ訪問

ジュネーブで外相はスパチャイWTO事務局長と会談後、欧州国連本部で開催されている軍縮会議で演説をした。

(Keystone)

ジュネーブで開催中の軍縮会議で4日、川口順子外相が演説を行い、核兵器不拡散条約(NPT)体制の重要性を主張するとともに、北朝鮮がNPT脱退宣言をしたことに深く懸念を示した。

日本の外相が軍縮会議で演説するのは91年以来。8月18日から始まった今会期では猪口邦子・駐ジュネーブ軍縮大使が議長を務めている。会期は9月10日まで。

欧州国連本部事務局長とも会談

 川口外相は同日、ジュネーブ欧州国連本部でセルゲイ・オルドニキッゼ事務局長とも会談し、日本の拉致問題が国連人権委員会で取り上げられたことについてその努力に感謝し、国連が解決の糸口を見出すことができるように希望していると高島外務報道官が伝えた。なお、北朝鮮問題については非核化問題だけではなく、拉致問題、ミサイル問題などを含めた総合的な解決が見られなければ日本との国交回復や経済援助は考えられないとの立場を説明した。

北朝鮮問題

 外相は演説で、北京で行われた6者協議について触れ、「この問題が話し合いによって解決される端緒が生まれたことを、歓迎」と述べた。また、演説で北朝鮮を名指しにはしなかったものの、どの国も核実験は禁止されなけらればならないと主張した。北朝鮮のNPT脱退宣言については「北朝鮮が核兵器を開発、取得あるいは保有、実験、移転することを決して認めることはできません」と強く言及し、同国に速やかな行動を取ることを要請した。

北朝鮮反論

 北朝鮮代表は外相の演説に対して発言を求め、「わが国はNPTを脱退しており、加盟国としての条約の義務を負わない」と反論。「日本は何故、北朝鮮が脱退したか良く知っている筈だ」と食って掛かり、6者協議については「日本が核問題の解決について努力をするべきだったのに他の問題を取り上げて台無しにした」と拉致問題を取り上げたことを非難した。

WTO事務局長とも面談

 また、川口外相はこの後、10日から行われる世界貿易機関(WTO)の閣僚会議が行われるメキシコ、カンクンを訪問予定。事前の意見交換のため、WTOスパチャイ事務局長とも会談し「途上国とどのように上手く関係が発展できるかが鍵だ」と話した。


スイス国際放送、 屋山明乃(ややまあけの)


リンク

×