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法律強化で難民申請の増加に歯止め

ジュネーブの難民ホームの廊下で

(Keystone)

難民申請数の急増を受け、連邦政府は難民・外国人法をさらに強化する方針だ。難民申請の手続きにかかる時間はこれまでより短縮され、悪用は徹底的に阻止される。

1月14日、エヴェリン・ヴィトマー・シュルンプフ司法相は記者会見で法案を発表し、1年前に発効した難民・外国人法の改正について、アフリカ、近東、スリランカからの申請が増加していることを理由に挙げた。

在外公館での申請受付を廃止

 昨年の難民申請数は前年比の倍を超える増加を示し、総計1万6606件となった。ヴィトマー・シュルンプフ司法相によると、現在の難民受け入れ構造は1万件を前提としている。そのため、浮上した問題を解決するために何らかの手を打つ必要があるという。同司法相はしかし、本当に危機にさらされている人は引き続き難民の申請を行えることを保証した。

 一方、兵役を拒否したり軍から脱走したりしたことによって深刻な状況に陥った人は、この先スイスでは難民として認められなくなりそうだ。そうなると、エリトリアの兵役拒否者には通常、難民としての庇護 ( ひご ) を認めるという、元「難民控訴委員会 ( ARK/CRA ) 」が下した判決を訂正しなくてはならなくなる。

 また、難民として認めてもらう理由を作るためにスイス国内で不法な政治活動を行った場合は、この先、刑をもって罰せられる。さらに、スイスの在外公館に対する難民申請も廃止されることになった。そのほか、不法に難民手続きを延長させることを阻むため、再検討の申請や複数回の申請の際には迅速な書類手続きが新たに導入される予定だ。

swissinfo、外電

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