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独南部航空機空中衝突当時 スイス管制塔の衝突回避警報システムがオフ

独南部上空で1日深夜、露バシキール航空旅客機と輸送会社DHL貨物機の空中衝突当時、スイス航空管制官が使用している衝突回避早期警報システムがメインテナンス・チェックのためスイッチを切った状態にあったことが判明した。

スカイガイドのカルロ・ベルナスコニ・オペレーション部長は、事故当時、チューリッヒ空港管制塔の衝突回避警報システム(衝突の危険がある場合に自動的に警報が鳴るシステム)がメインテナンス・チェックのため停止中だったことを認めた。が、ベルナスコニ部長は、同警報システムがフル稼動していたら衝突を予防できたかどうかを推測する事は拒否した。「システムはセーフティーネット。あらゆる事が悪く運び、管制官が衝突の危機を発見できず、また解決にも失敗した場合、管制官にとってエアバッグの役割を果たす。が、今回の場合、管制官は衝突の危機に気付き警告を出していた。」と、ベルナスコニ部長は述べた。事故当時の当直管制官は、強い精神的衝撃を受けており現在治療中で、調査官らの質問に答えられない状態にあるという。

バシキール航空旅客機(ツポレフ154)とDHL貨物機(ボーイング757)の空中衝突は、1日午後11時35分頃、スイス国境に近いドイツ南部バーデン・ビュルテンベルク州上空11000m付近のスイス航空管制下で起きた。墜落現場付近では、航空および安全の専門家らが衝突の原因解明の調査を行っている。2機のフライトレコーダーとブラックボックス計4個は全て回収されている。が、これらの回収以前から空中衝突が起きる寸前の何分間かのスイス航空管制官の役割に関する疑問が噴出している。

スカイガイドによると、この空域では事故当時、衝突した2機を含む5機の航空機が飛行中だった。管制官は通常2人体制だが、1人が休息中だったため、事故当時は管制官1人でで対応していた。アントン・マーグ・チューリッヒ航空管制塔局長は、警報システムのメインテナンス中は必ず管制官2人体制でという社内規程違反だと述べた。が、同社のフィリップ・ザイラー氏は、夜間はこのルールを適用されないとコメント、スカイガイドは全ての労働規程は適切に守られていたと確認するコメントを出した。

事故後の第1回報告書では、ツポレフ機に対する最初の警告は衝突の90秒前に出されたとされたが、スカイガイドは後に最初の警告が出されたのは衝突50秒前だったと事を認め、前言を撤回した。ツポレフ機が高度を下げ始めるまでに、ボーイング機が自動衝突回避装置の指示を受け高度を下げ始めたため、2機は衝突してしまった。バシキール航空は、ツポレフ機の操縦士が航空管制当局の指示に直ちに対応できなかったとの主張を真っ向から否定、「バシキール航空の見解では、事故の責任は航空管制にある。」とニコライ・オデゴフ社長は述べた。

墜落現場からは、38体の遺体が収容された。現在、犠牲となった52人のロシアの子供達の家族の現地入りの準備が進められている。一部の遺族はすでに子供達の惨劇の現場に到着した。

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