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狭まるビンラディン包囲網、捕獲は時間の問題か

ラジオでニュースを聴きながら休息中の反タリバン軍、トラボラで。 Keystone

米軍などによるとオサマ・ビンラディン氏は、アフガニスタン東部の山岳地帯トラボラ地区に追い詰められているという。防衛問題専門家のスピルマンETH教授に、最終局面を迎えた米軍の作戦と、アフガニスタンの今後についてきいた。

このコンテンツは 2001/12/12 08:02

連邦工科大学チューリッヒのクルト・スピルマン教授は、オサマ・ビンラディン氏がトラボラの山岳地帯に追い詰められているという報告が正しいとすると、9月11日の米同時多発テロの首謀者捕獲作戦は終焉に近いという。「ビンラディン氏がトラボラの洞窟に潜んでいるという報告が正確なものならば、米特殊部隊は日々彼を追い詰めており、早晩結果が出るだろう。」。トラボラでの最終局面では、多少の抵抗があるかもしれないとスピルマン教授は見る。

が、米国はタリバンの最高指導者オマル師とビンラディン氏の両名を司法のもとに引き出すまで、攻撃の手を緩めないだろうとスピルマン教授はいう。ブッシュ米大統領は、ビンラディン氏のテロ関与の証拠となるビデオテープを入手、公開を検討していると発表した。「ビンラディン氏とオマル師の2人は、テロの首謀者とその庇護者であるタリバンの最高指導者という最重要人物だ。アメリカ人の脚本の中ではこの二人が悪役で、米国は二人を捕らえに行ったのだ。」とスピルマン教授はいう。

一方、ボン会議での協議の末、暫定政権設立を目指す暫定評議会が発足したアフガニスタンの今後については、長い内戦にようやく終止符を打つことになったが、各勢力の抗争が激化し平和を脅かす可能性は常にあるとスピルマン教授はいう。「アフガニスタンは今、過去20年間で平和国家再建のための最大のチャンスを掴んだ。アフガン社会再建のための資金援助を得るために、アフガニスタンを注視する世界の目を意識しながら、国家再建に取り組む姿をアピールする姿勢を見せていくだろう。が、国連および西側諸国も10年前の過ちを繰返さない事が大切だ。すなわち、アフガニスタンを決して見捨ててはいけないということだ。」とスピルマン教授は語った。

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