スイス、異例の暖かさ
スイス気象台(メテオ・スイス)他のサイトへによると、スイスは今季、観測史上で2番目に暖かい冬となった。国内の平均気温は1981~2010年と比べ1度上昇、アルプス南部ではさらに異例の暖かさを観測した。
スイス南部イタリア語圏のティチーノ州にあるロカルノ・モンティ駅では、例年より1.9度、同州ルガーノでは1.6度高い気温をそれぞれ観測。1864年以降で、2007年に次いで2番目に暖かい冬となった。
スイス気象台他のサイトへによると、海抜1千メートル以上のアルプス地帯の気温は例年通りだった。アルプス北部の低地は、通常より1.3度高かったという。
昨年はスイス国内の多くの地域で平均気温が過去最高を記録した。
ジュネーブとバーゼルは2月の晴天日が過去最多を記録。チューリヒとベルンも、晴れの多い異例の2月となりそうだ。
この暖冬と大雪がスキー場を襲った雪崩の一因とも指摘される。スイスでは今年2月初め、山岳リゾート地クラン・モンタナのスキー場でスキー客が雪崩に巻き込まれ死亡する事故があった。
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