モントルー・ジャズフェス会場改装案 外国人有権者に投票用紙届かず無効に

モントルー・ミュージック&コンベンションセンター Keystone

モントルー・ジャズフェスティバルの会場として知られる「モントルー・ミュージック&コンベンションセンター」(2m2c、ヴォー州)の改装が否決された2月10日の住民投票で、スイス国籍を持たない有権者1400人に投票用紙が届いていなかったことが判明。住民投票は無効になった。

このコンテンツは 2019/03/25 08:00
Keystone-SDA/ts

ヴォー州では、外国人も自治体レベルの住民投票に参加できる。州政府はコンピューターのエラーが原因と釈明した。

外国人の有権者は投票用紙が手元に届かなかったため、郵便投票ができなかった。問題発覚後、州が1397人に対し投票所に来るよう呼び掛けたが、実際に足を運んだのは146人だった。

外国人有権者の投票率は約10%で、通常の25%を大きく下回った。

州政府は、投票書類の発送に問題が生じたことは投票プロセスに「決定的な影響」を及ぼしたと述べた。結果は反対3347票、賛成3253票でわずか94票差だった。

投票後、モントルーが属する行政区リヴィエラ・ペイ・ダンオには90件以上の苦情が寄せられたという。

関係者に打撃

改装が否決されるという予想外の結果は、地方自治体、観光産業、特にモントルー・ジャズフェスティバルの関係者に打撃を与えた。

モントルー・ジャズフェスティバル期間中は多くのコンサートがモントルー・ミュージック&コンベンションセンターで開かれる。ただ建物は築45年で現在の防災基準を満たしていない。改装工事は来年のフェスティバル後に始める予定だった。改装費は8700万フラン(約95億7千万円)で、モントルーが2700万フランを負担する。

投票について、今後の予定はまだ決まっていない。左派の緑の党は、否決された2月の結果を支持。州政府が声明を発表するのを待って、対応を決めるとしている。

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