第10回チューリッヒ・ストリートパレードに100万人
11日チューリッヒ夏恒例のテクノ・フェスティバル「ストリート・パレード」が開催され、欧州各国から集まった100万人のレイバー達がカラフルで奇抜な衣装でチューリッヒの街路を練り歩いた。
「愛、自由、寛容」のテーマのもと、テクノとハウス・ファン、ダンサー、party-goers、パフォーマーらは路上で、「ラブ・モバイル」車上で、チューリッヒ湖畔の通りを5時間にわたってパレードに酔った。11日のチューリッヒは曇りで気温22℃と程よい天候だったことから、欧州各国からあらゆる年代のグループがやって来た。毎年ストリート・パレードに参加しているという73才の男性は、「大勢の人と触れ合うのが好きな人には最高の日」と語った。
ストリート・パレード実行委員のミヒャエル・ロリス=メリコッフさんによると、運営費用120万スイスフランは主にスポンサーからのもので、ほとんどがフェスティバル終了後の清掃に当てられる。
遂に世界最大のテクノ・フェスティバルとされるベルリンの「ラブ・パレード」を超えた人数を動員した今年のストリート・パレードだが、事件・事故報告はほとんどなく、急性アルコール中毒、軽いケガなどで約30人が手当てを受けた。昨年のストリート・パレードでは、16人が麻薬取引で逮捕された。
JTI基準に準拠
swissinfo.chの記者との意見交換は、こちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。