スイスで男性8人が鍾乳洞内部に取り残される 洪水で

ヨーロッパで最大規模といわれる鍾乳洞へールロッホ(Hölloch) Keystone

スイス中部シュヴィーツ州にある欧州最大規模の鍾乳洞へールロッホ(Hülloch)で21日、ガイドを伴って探索中だった男性8人が洪水により経路をふさがれ、外に出られなくなった。8人は24日現在も鍾乳洞内部で身動きが取れない状態になっている。地元警察などによると、大雨の影響で救出作業は早くても今週末になる見通し。けが人はいない。

取り残されているのは25~55歳の8人。20日朝に鍾乳洞に入り、翌日午後に戻ってくる予定だった。ガイド付きで中を探索中、内部で突発的な洪水が発生、外に出られなくなった。専門の救出チームは8人と連絡が取れたが、現在地点から外に出るまでは約3キロメートルあり、水が引くまでは救助が出来ない状態だという。専門家が現在、状況を監視しており、荒天が落ち着く今週末に救出作業を行う見通し。その間、8人は専門家によるメンタルケアを受ける。

8人が待機している場所の気温は6度。十分な備蓄食料はあるという。専門の救出チームが数日以内に、8人の元へ救援物資を届ける。

シュヴィーツ州ムオタタルの村外れにあるへールロッホはドイツ語で「地獄の穴」を意味する。欧州最大規模とされる鍾乳洞の全長は少なくとも約190キロメートルだが、それより10倍長いとも言われる。この鍾乳洞では過去にも、探検家が外に出られなくなる事故が発生。とりわけ水位が下がり、探検や調査が増える冬に集中している。

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