蔵相、ホロコースト生存者と会談へ

カスパル・ヴィリガー蔵相は、二人のユダヤ人虐殺生存者を賠償金請求問題についての話し合いに招いている。

このコンテンツは 2000/04/12 15:33

カスパル・ヴィリガー蔵相は、二人のユダヤ人虐殺生存者を賠償金請求問題についての話し合いに招いている。

チャールス・ソナベンドさん(写真)と姉のサビーネさんは、1942年スイスが二人と両親を国外追放した件に関して、それぞれ別個にスイス政府に賠償金を請求していた。二人は、両親がアウシュビッツ収容所で殺害されたのは、スイスが一家を強制退去させたからだと訴えている。チャールス・ソナベンドさんが請求した10万スイスフランは却下されたが、サビーネさんの請求に対しては、決定は出ていない。

大蔵省報道官によると、先日のジョセフ・スプリングさんの例にならい、政府はソナベンドさんに司法費用の支払いを考慮していると言う。1月21日、連邦裁判所は第2次大戦中スイス入国を企てたスプリングさんを国境から追い返した事に関しては合法行為だとしたが、司法費用として10万スイスフランを支払った。

政府はソナベンドさんの弁護人マーク・リヒター弁護士に、解決提案の書状を送った。が、リヒター弁護士によると、蔵相は20万スイスフランに満たない金額を提示しており、ソナベント兄弟それぞれが10万スイスフランずつ受け取るのでなければ、受け入れられないとしている。

ヴィリガー蔵相とソナベント兄弟の会談の日程は未定だ。

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