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赤十字新記章会議、10月25日からジュネーブで

赤十字連盟の第3の記章問題を解決する目的のジュネーブ条約批准国外交会議が、10月25日と26日ジュネーブで開かれる。

このコンテンツは 2000/09/22 11:19

赤十字連盟の第3の記章問題を解決する目的のジュネーブ条約批准国外交会議が、10月25日と26日ジュネーブで開かれる。

外交筋によると、今月初めに開かれた記章問題をめぐる審議会では、問題解決への糸口すらつかめなかったが、10月の加盟国総会への招待状は発行された。スイスは審議会終了時に、10月末までに総会を開くが、合意までには解決しなければならない問題が山積みだと宣言した。

議論の中心は、赤十字と赤新月の他に新たな記章を採用するかという事と、採用するならば第3の記章を何にするかという事だ。記章問題が解決されれば、イスラエルが赤十字連盟へ正式加盟する。

9月の審議会で議長を務めたスイスのニコラス・ミシェル特使は、第3の記章採用に反対している国は無いが、アラブ諸国の意見調整に時間が必要なため、外交会議を延期したいとしていた。

ジュネーブ条約保管国であるスイスは、問題解決を図り、結果を保障したいと意志表明している。「スイスはリスクをおかしている。会議は失敗だ。政府は政治的勇気の示威行動をしている。」と匿名の外交官はスイスの通信社に語った。

新記章採用には、189のジュネーブ条約批准国3分の2の過半数が必要だ。現在提案されている新記章のデザインは、赤い菱形(上下2個の山形)枠の内側に各国の人道組織が独自のシンボルを入れるというものだが、合意が得られない。イスラエルの人道組織ダビデの赤い星は、彼等の記章がジュネーブ条約で認められていない事を理由に、50年以上赤十字連盟に加盟を拒んでいる。

赤十字社連盟は、イスラエルの記章を採用すれば、各国が独自の記章を使いはじめる口実を与えることになり、記章の多様化を招く。世界の紛争地域で、職員の命を保障する唯一の手段である記章の防御力を弱める結果を招くとの懸念を繰り返し表明している。

第3の記章が10月の外交会議で採択されたら、11月の176ヶ国の赤十字連盟加盟国総会で裁決を取る。

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